収容人数10万人を誇るバルセロナの本拠地カンプ・ノウだが、チームの不調を受けて客足がどんどんと遠のいている。
カンプ・ノウでのクラシコを1-2、バジェカスでのラージョ戦を0-1で落として、ついにロナルド・クーマン監督を解任したバルセロナ。そうして迎えた30日のアラベス戦(1-1)、サポーターがどのような反応を見せるか注目が集まったが、観客動員数は3万7278人にとどまった。この動員数はパンデミックによる入場制限がなくなって以降では最低の数字。さらに40%の入場しか認められていなかったバルセロナ対バイエルン・ミュンヘンの3万9737人をも下回ることになった。
カンプ・ノウは第10節バレンシア戦から入場制限がなくなり収容人数の100%を入れることが可能になった。それ以降の入場者数は、バレンシア戦4万7317人、ディナモ・キエフ戦4万5968人、レアル・マドリー戦8万6422人、アラベス戦3万7278人と推移。なおスペイン『マルカ』はアラベス戦の試合レポートで「スタンドの客数はわずか3万7000人。これはパフォーマンスと並んで深刻な問題である。ファンを失うことがあってはならない」と記している。
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バルセロナはシャビ・エルナンデス現アル・サッド監督の招へいを目指してるとされるが、サポーターを取り戻すためにもレジェンドの帰還が必要なのかもしれない。