4日のラ・リーガ第29節、アトレティコ・マドリーは敵地サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦に臨む。前日会見に臨んだディエゴ・シメオネ監督は、言葉よりも実際に起こる事実こそが重要として、セビージャ戦、ひいてはラ・リーガ残り10節に挑んでいく気概を見せた。
今季ラ・リーガで首位を走り続けるアトレティコだが、バルセロナとレアル・マドリーがここに来て勝利を積み重ねており、勝ち点差は縮まっている。様々な予想が立てられる状況ながら、シメオネ監督は目前の試合で収める結果、という事実だけを重視していることを強調した。
「今、言葉にされるあらゆることは、明日のセビージャ戦で起こることと関係を持たない。現在、言葉はそこまで重要ではない。物を言うのは結果なんだ。想像し得る様々な状況があるとしても、価値を持つのは事実にはほかならない。想像し得る現実ではなく、ただ試合のみが重要なんだよ」
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「すべての試合が決定的だ。私たちはいつも価値を与えてきたものに価値を与え続ける。つまりは、明日に立ち向かう試合こそが最も重要なものとなる」
その一方でセビージャについては、次のように語っている。
「セビージャは素晴らしいプレーを見せるチームだ。ロペテギのような監督が率いる彼らは、数的優位性と多くの攻撃手段を基に、とてもダイナミックなパフォーマンスを実現している。今季を通じてその競争力を示してきたし、チームの陣容は最も安定しているね」
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