Antoine-Griezmann(C)GOAL

"60分の男"グリーズマン、CLポルト戦で101分に劇的決勝弾!「僕だってアトレティコの男なんだ」

7日、チャンピオンズリーグ(CL)第1節が各地で開催され、アトレティコ・マドリーとポルトが対戦した。

試合は後半ロスタイムに3点が入る劇的展開に。90+1分にエルモソのゴールでアトレティコ・マドリーが先制するも、すかさずポルトがウリベのPKで同点に。このまま試合が終了かと思われた90+11分、グリーズマンが決勝点を決めてホームチームを勝利に導いた。

これまで、グリーズマンはラ・リーガ第1節ヘタフェ戦、第2節ビジャレアル戦、第3節バレンシア戦、第4越レアル・ソシエダ戦で63分から起用。バルセロナと50%以上の試合で45分以上出場させると買取義務が生じることを防ぐための起用法で、物議を醸していた。

以下に続く

シメオネ監督もグリーズマンの起用法について質問を受けると「私はこのクラブの人間であり、これからもそうあり続ける」と語っている。

この試合でもグリーズマンは61分に投入され、5試合連続で60分以降の起用に。そのような状況下で劇的な決勝弾を決めたグリーズマンは選手たちにもみくちゃにされ、エンブレムにキスをして見せた。

試合後には取材にも応じ、試合について、そして自身の現状についての思いを語った。

「レッドカードが出たことで、より多くの選手を前線に配置することになったのは事実だ。僕たちはアンヘル(コレア)と一緒に中に入ろうとしたんだ。結局、マリオのゴールで先制できた。それから、ペナルティなのかどうかわからないペナルティ。そしてコーナーでは、何が起こっても不思議ではないと思っていたよ」

「ここに戻ってきた最初の瞬間から、すべてを捧げようと思っていたんだ。勝利のゴールを決めるのはとても素晴らしいことだけど、僕は勝ち点3を取りたいと思っている。グループステージはまだ5試合残ってるんだ。自分たちが出せるレベルを見つけるのに邁進していくよ」

「60分からの出場?それはそれ、僕の手に負える話ではないよ。ここにいることを神に感謝している。もっと上を目指したいし、ピッチに立っている時間で全てを尽くすつもりだ」

「僕はここでとても幸せなんだ。クラブのため、ファンのため、チョロ(シメオネ監督)のためにすべてを捧げ、自分自身を楽しみたい」

「僕だってこのクラブの男なんだよ」

広告