Koke Antoine Griezmann Atletico Madrid 2018-19Getty Images

アトレティコ主将コケ、ピッチ上の“幽霊”と化したグリーズマンについて…「彼ならば自分がシュート打つよりチームの勝利を希望する」

アトレティコ・マドリーは28日にチャンピオンズリーグ・グループB第2節、アウェーでのミラン戦に臨む。フィジカルの問題で最近2試合を欠場していた主将MFコケは、万全な状態でミランに立ち向かえると意気込みを表している。スペイン『マルカ』が前日会見の様子を伝えた。

「自分の状態は良い。1週間立ち止まって、頭と足をリフレッシュさせることができた。明日の試合はとても重要だ。アウェーでの一戦だし、勝利が必要となる。チームとしては良い感覚を取り戻さなくてはいけないし、勝つためには懸命に汗を流さなくてはいけない」

公式戦ここ4試合の成績がわずか1勝で、前試合アラベス戦では今季初となる黒星を喫したアトレティコ。どうすれば調子を取り戻せるのだろうか。

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「僕たちがゴールを決めて、相手には決めさせないことだ。つまり、両ペナルティーエリア内で強くないといけない。試合に力強く入らなければならないし、両エリア内でのプレーを改善する必要がある。僕たちはそうした仕事に着手している」

「明日の試合が大きな鍵を握っている? すべての試合がそうだ。僕たちにとっては毎試合が鍵を握っているんだよ。このクラブは目前の試合を決勝戦に見立てて、死力を尽くす。それが未来永劫変わらない、僕たちのメンタリティーなんだから」

コケはさらに、絶不調のFWアントワーヌ・グリーズマンについても言及。ディエゴ・シメオネ監督が先発で起用し続けながらも枠内シュート&キーパス0本で存在感なく、一部メディアから「ピッチ上の“幽霊”」とも揶揄されている同選手について、次のように語っている。

「アントワーヌの件について、僕たちは心配していない。アトレティコはチーム全体のレベルを取り戻さなくてはいけないし、彼一人だけがプレーしているわけではないんだよ。アントワーヌは全員から信頼されているし、これから訪れるべきことが訪れるだろう。それに彼ならば、自分がシュートを打つよりもチームが勝つことを絶対的に希望しているよ」

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