プレミアリーグは23日、第13節が行われ、アーセナルはサウサンプトンと対戦した。
リーグ戦4連勝、2位のマンチェスター・シティとは1試合未消化(マンチェスター・Cは22日に13節を消化済み)で勝ち点1差と波に乗るアーセナル。
突き放しをかけたい一戦、メンバーはリヴァプール戦、リーズ戦から変更は無し。ヨーロッパリーグでは右SBを務めた冨安だったが、リーグ戦では引き続き左SBに。リーグ戦初先発から3試合連続で先発に名を連ねた。
試合は11分、アウェイのアーセナルが先制する。敵陣右深くからホワイトが柔らかいクロスを上げると、エリア内でジャカがドンピシャのダイレクトボレー。ネットに突き刺さり、均衡が破れる。
序盤からアーセナルが勢い良く攻め立て、サウサンプトンが耐えてカウンターを仕掛ける展開が続く。互いにネットを揺らすことはなく、アーセナルが1点リードで前半を折り返した。
後半に入った60分。ジェズスが裏を飛び出して独走、GKとの1体1に近づいたところでシュートモーションに入るも、相手ディフェンスの決死のブロックに阻まれる。
65分、ホームチームが反撃。エルヌユッシが右サイドを持ち上がると、カットインからスルーパス。抜け出したS・アームストロングが流し込み、スコアを振り出しに戻した。
再びリードを得たいアーセナルは72分、2枚替えを遂行。マルティネッリ、ホワイトに代えてエンケティアとティアニーがピッチに入った。冨安は右SBにポジジョンを移している。
終盤まで攻め立てたアーセナルだったが、サウサンプトンの牙城を崩すには至らず。試合終了の笛が鳴り響いた。
この結果、アーセナルは今季初の引き分けに。2位マンチェスター・Cとの勝ち点差は「2」に縮まっている。




