UEFA(C)Getty Images

UEFA、FFP違反のPSGやユヴェントスなど8クラブに罰金を決定…バルセロナやマン・Cなど19クラブは罰金回避も監視対象に

欧州サッカー連盟(UEFA)は2日、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に違反した8クラブを発表した。

UEFAのCFCB(クラブ財務管理団体)が2021-22シーズンのFFP概要を発表し、8クラブがルール違反で罰金を科されることになった。

UEFAから罰金を科されたクラブは、

以下に続く

パリ・サンジェルマン / 6500万ユーロ (約90億円)

ローマ / 3500万ユーロ(約49億円)

インテル / 2600万ユーロ(約36億円)

ユヴェントス / 2300万ユーロ(約32億円)

ミラン / 1500万ユーロ(約21億円)

ベシクタシュ / 400万ユーロ(約5億円)

モナコ / 200万ユーロ(約3億円)

マルセイユ / 200万ユーロ(約3億円)

の8クラブ。(右の金額は罰金額)

また、これらのチーム以外にも、COVID-19緊急措置の適用や過去の財務実績により、運営組織の要求事項を満たすことができたものの、UEFAが今後の動向を監視することとなった19クラブも発表されている。

その19クラブには、バルセロナ、セビージャ、ベティス、チェルシー、レスター、マンチェスター・シティ、ウェストハム、ドルトムント、ヴォルフスブルク、ラツィオ、ナポリ、リヨン、レンジャーズなどが含まれているという。

COVID-19緊急措置は、2023年以降はUEFAによって根絶されるため、これらの19クラブが再び同じようにFFPに違反した場合、彼らも罰金を支払わなければならないとのこと。

今シーズン、罰金を科されたクラブや監視リストに載っているクラブは、12カ月後に再びCFCBのリストに載らないことが肝要になる模様だと『GOAL』の取材により分かっている。FFP違反が複数回に及ぶと、UEFAの大会から追放されるリスクがあり、その場合、クラブにとってさらに大きな財政問題が生じることになりそうだ。

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