新指揮官を探すチェルシーが、新たな候補と会談を行なったと報じられた。
昨年9月にトーマス・トゥヘル監督の後任としてグレアム・ポッター監督を招聘したチェルシー。しかし、国内カップ戦での早期敗退やプレミアリーグ11位に沈む中、クラブは2日に今シーズン2度目の指揮官交代を決断。フランク・ランパード監督が暫定指揮官として約2年ぶり古巣に帰還した。
チェルシーは長期的な後任を見つけるべく、引き続き候補との交渉を続けているという。先日にはユリアン・ナーゲルスマン監督とルイス・エンリケ監督とロンドンで会談を行っていたことが伝えられていた。
『ガーディアン』よると、チェルシーは日本代表MF守田英正が所属するスポルティングCPのルベン・アモリム監督とも会談を行い、候補者リストに名を連ねていると報道。
現在38歳のアモリム監督は、2020年にスポルティングの指揮官に35歳の若さで就任。就任初年度にチームを19年ぶりのプリメイラ・リーガ優勝と国内カップを制覇して初年度から2冠に導き、翌シーズンには国内カップ2連覇を達成。現地ではモウリーニョ2世とも言われ、高い評価を得ている。
チェルシーは、この3人の他に、シャビ・アロンソ監督、オリバー・グラスナー監督、マウリシオ・ポチェッティーノ監督にも目を光らせている模様。チェルシーは時間をかけて「熟慮した上での決断」を下すだろうと指摘されている。


