イングランド代表FWラヒーム・スターリングが自宅に武装強盗される被害を受けて緊急帰国を余儀なくされた。
現地時間5日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16でイングランド代表とセネガル代表が対戦した。
56年ぶりの優勝を目指すイングランドは、セネガルに3-0で快勝。ベスト8進出を果たした。
しかし、この試合を前にスターリングは緊急帰国することに。『The Guardian』によると、自宅が武装した侵入者に自宅を襲撃されたとのことだ。
ガレス・サウスゲート監督はスターリングのために「必要とする多くの時間を与える」と言及。現時点での帰還するタイミングは決まっていないようだ。
「今のところ、彼が家族と一緒に対処しなければならない状況だから、本当にわからないんだ。この件で彼にプレッシャーを与えたくはない。時にはサッカーが最も重要なことではなく、家族が最優先されなければならないんだ」
イングランド代表のキャプテン、ハリー・ケインもスターリングと家族の無事を祈るコメントを残している。
「僕らの思いは、彼と彼の家族とともにある。プライベートなことではあるけど、チームメイトや友人がこのような事態に陥るのを見るのは決して簡単なことではない。一日一日を大切に過ごしていかなければならないんだ」
「ラヒームが監督と話し、彼と彼の家族にとってベストな決断を下すことは間違いないだろう。それが一番大事なことだ。我々は彼にベストを尽くし、できるだけ早く彼に会えることを願っている」
イングランドは、日本時間11日に前回大会王者フランスと対戦する。


