日本代表MF守田英正が、コロンビア戦を振り返った。
日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2023 でコロンビアと対戦。試合は開始3分に三笘薫のヘディングゴールで先制に成功するも、33分に19歳デュランのゴール、62分にはボレにオーバーヘッドを決められて逆転。1-2で敗れた。
試合後、取材に応じた守田。「ウルグアイ戦よりはシュートまで行くシーンも、打ち切れなかったですけど、シュートチャンスにはなったシーンもいくつか取れました」と振り返り、「途中からビルドアップにミスも続いたり、自信がそのまま持てず、人は足りているのに、1枚ぼかされて、1枚少ない中で守備をうまくされましたね」と、共に課題も口にした。
また、守田自身が考える、個人としての日本代表での課題については、自身とアタッカーの連携面であることを明かした。
「本当に特徴を持っている選手が代表にはすごく多くて、やはり1番の強みは両サイドのサイドアタッカーだと思うので、彼らをどれだけ高い位置でプレーさせるかを考えると、そこをまた逆算して落とし込めていないというか、自分がまだまだそこに至っていないというのが現状」
「まだ全然わかっていないですね。自分でも何が最適解というか、探り探りのままやっています」
カタール・ワールドカップ後も森保監督体制を継続し、3月の代表活動に臨んだ日本代表。新体制からは、より自分たちでボールを保持して主導権を握っていくサッカーを目指し、偽サイドバック化を筆頭に様々な形を続けている状況。
報道陣から「今回の遠征自体では新しいことをやって次へのステップは踏めている?」との質問に対し、守田は現状を継続していくことの重要性を強調している。
「オプションというのはいくらでも持っているだけいいと思うので、それを作る意味でも今は100%提示されたものに対して選手がトライすることが大事です」
「それが7~8割で疑心暗鬼になりながらプレーしてれば、その跳ね返りとしてこれからに生かすことがあまりできない。今は100%でやっていくことが次につながる要因になるんじゃないかなと思います」
日本代表の次の代表活動ウィークは3カ月後となる6月に控えている。
