Kawasaki-Urawa(C)Getty Images

川崎F、3試合未勝利に…主将・脇坂弾も、終盤に失点でドロー決着。浦和はリーグ戦7試合負け無し

明治安田生命J1リーグは23日に第9節が開催され、川崎フロンターレと浦和レッズが対戦した。

リーグ戦で対極な状況に置かれている両者。川崎Fは現在、直近5試合で1勝で2連敗の13位と苦戦中。対する浦和はここ6試合負け無しで5位。今日の結果次第では2位以上に食い込むチャンスがある。公式戦10戦無敗という好調な状態で、リーグ奪還を目指す川崎Fと相対する。

試合は両者集中を切らさない、拮抗した展開に。互いにチャンスを作りきれず、スコアレスで前半を折り返した。

後半に入った早々の48分、エリア内右深くに侵入した家長がクロスを送ると、ニアで待っていた脇坂がボレーシュート。このシュートが決まり、ホームの川崎Fが先制する。

追加点を奪いたい川崎Fは61分、瀬古に代えてケガから復帰した大島を投入する。

67分、遠野が左サイドをドリブルで駆け上がりエリア内に侵入。折り返しをフリーの脇坂が合わせるも、相手ディフェンスにブロックされた。

浦和は69分、興梠がエリア内で倒されてVARが確認。PKの判定とはならなかった。

流れを取り戻したい川崎Fは73分に3枚替え。登里、脇坂、宮代に代えて佐々木と橘田、山田がピッチに。浦和は大久保に代わり、リンセンが投入された。

78分、川崎Fはシミッチがボール奪取からミドルシュート。しかし、右ポストに嫌われた。

浦和は81分、萩原の折り返しにフリーとなっていたリンセンが走り込みながらシュート。狙い済まされたシュートがゴール右に決まって試合を振り出しに戻した。

両者勝ち越しを目指すも、試合はこのまま終了。1-1のドロー決着となった。この結果、川崎Fはリーグ戦3試合未勝利に。浦和は7試合負け無しとなっている。

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