明治安田生命J1リーグは12日に第4節が各地で開催され、ガンバ大阪とサンフレッチェ広島が対戦した。
開幕3試合で未勝利が続く両者。前節ヴィッセル神戸に0-4で大敗を喫したG大阪は、立ち直るべくホームに広島を迎えた。
試合は開始早々に動く。2分、東が左足でクロスを送ると、森島がエリア内で受けて折り返す。このボールに反応していたGK東口が触ったものの、こぼれたボールをベン・カリファが押し込んで広島が先制に成功する。
33分、G大阪はファン・アラーノの右サイドからのクロスに反応した鈴木がエリア内で飛び込むも、惜しくも枠を捉えきれなかった。
後半中盤まで拮抗した展開が続くも、70分にスコアが動く。宇佐美が裏に抜け出してボールを受けると、カットインでゴールに近づき自らシュート。これが決まってG大阪が試合を振り出しに戻す。
終盤に近づくにつれ、互いにゴールを目指す姿勢は強まるも、得点を奪うには至らず。しかし、90+2分に広島がPKを獲得する。
このPKを満田が決めて試合終了の笛。2-1で広島が劇的勝利を飾り、今季リーグ戦初勝利。G大阪は開幕からの未勝利が4試合となった。
