レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが共同オーナーを務めるロチェスター・ニューヨークFCが、新たに発足するプロサッカーリーグ「MLSネクストプロ」に参加することを発表した。
「MLSネクストプロ」は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)によって発足されたもので、アメリカの3部リーグに相当するリーグとなる。MLSが1部、USLチャンピオンシップが2部となり、その下に位置する。
今年6月に設立されることが決まった新たなプロリーグは、MLSのセカンドチームの選手たちが主にプレーすることとなり、若手育成、才能ある選手をトップリーグに送り出す道筋を作ることを目的としている。
2022年にスタートするこのリーグは、ウェスタンカンファレンスとイースタンカンファレンスに分かれ、MLSに所属する20チームに加え、ヴァーディが共同オーナーを務めるロチェスターが加わった。
ロチェスターは、2017年に活動を休止。ヴァーディは今年6月に株式の一部を取得し共同オーナーになっていた。
ヴァーディは『スカイスポーツ』の取材に対し、「ここまでくると、とても現実味を帯びてくる」と語り、以下のように続けた。
「非常にリアルに感じている。僕たちがこの旅を始めた時、大きなリスクを冒していて、大きな挑戦になるだろうと思っていた。今、その挑戦は明確になったね。ロチェスターNYFCは、ニューヨーク州に拠点を置いており、トロント、ニューイングランド、フィラデルフィア、マイアミ、オーランドのチームと試合が行われる予定がある。これは本当にエキサイティングなラインナップだよ」
ヴァーディは、6月にロチェスターNY FCの少数株主持分を購入。NBAのサクラメント・キングスも共同所有しているドワーキン家とともに、クラブの共同所有者となった。
就任以来、ロチェスターは、以前の名称であるロチェスター・ライノスからブランド名を変更し、クラブの紋章を新しくするなど、大規模な改革を遂行。
1996年に結成されたロチェスターは、4年間どのレベルにも出場していないが、全米選手権で4回優勝し、MLS以外のチームでは唯一USオープンカップを制覇している。ヴァーディはこの背景に魅了されて共同所有者になることを決断。クラブを成長させて過去の実績に匹敵するようなクラブにしたいようだ。
ヴァーディは、イングランドでも「V9アカデミー」を運営し、プロサッカー選手として十分な実力を持つノンリーグ選手にセカンドチャンスを与えた成功例を、ロチェスターで再現することを目標にしている。


