ヴァンフォーレ甲府FW三平和司が初タイトル後のフラッシュインタビューに応じた。
J1勢4クラブを撃破し、準決勝では強豪・鹿島アントラーズ戦にも勝利を収めてクラブ史上初の決勝に進出した甲府。決勝ではサンフレッチェ広島と対戦し、1-1で迎えた延長後半にはPK献上の場面もあったものの、GK河田晃兵の劇的なセーブが炸裂。もつれ込んだPK戦でもストップに成功し、5-4で制してクラブ史上初の快挙を達成した。
この試合で先制点を決めた三平は、サインプレーとなったゴールについて「練習でもあそこまで上手くいって無かったのですが、練習通りにいって良かったです」と振り返った。J1でも3位に位置する広島との対戦には「以前、自分はJ1で広島と戦ったことはありましたが、その時以上に自分の良さを出せましたし、自分の年齢を考えても、まだまだ成長出来ると感じることが出来ました」と、今後への意気込みも伺わせた。
J1勢を相手に5度の勝利収めた甲府。決勝戦含め下馬評的にはジャイアントキリングではないかと聞かれると「この試合が最高のジャイアントキリングかと言われると、なんとも言えないですけど、これまでの一戦一戦で良い戦い方を見せて買ってきていたので、今日が特別ではないです」と振り返った。
優勝セレモニーに見せたパフォーマンについては「どうでした!?」と逆に記者陣に問いかけ、ウケていたという返答を聞くと「ほんとですか!?ありがとうございます」と安堵。「自分はそういうキャラなので、優勝も嬉しいですけど、笑いが取れるのも嬉しいです。(記者陣から全国ネットにしっかり流れたという話を聞くと)良かったです」と続けた。
今季のJ2リーグで18位の甲府は残留が決定済み。天皇杯優勝により、来季はACLに参戦することになる。
▶【10月20日まで】1試合から予想OK!ドコモスポーツくじでWINNER1口分のクーポンをプレゼント|今すぐ新規利用登録