元マンチェスター・シティDFが、チェルシーの新指揮官筆頭候補に急浮上したと報じられた。
昨年9月にトーマス・トゥヘル監督の後任としてグレアム・ポッター監督を招聘したチェルシー。しかし、国内カップ戦での早期敗退やプレミアリーグ11位に沈む中、クラブは2日に今シーズン2度目の指揮官交代を決断。フランク・ランパード監督が暫定指揮官として約2年ぶり古巣に帰還した。
チェルシーは長期的な後任を見つけるべく、引き続き候補との交渉を続けている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、チェルシーが筆頭候補として交渉を続けていたバイエルン・ミュンヘンの前指揮官ユリアン・ナーゲルスマン監督は、指揮官候補として考えられていないとのこと。
現時点で同監督がなぜ候補から外したのかは不明である模様。ただ、話し合いを複数行った後にこの決断が下されたという。
このような状況の中、『The Independent』はマウリシオ・ポチェッティーノ監督に対してトッド・ベーリーオーナーとクラブの取締役会が好印象を持ったと報道。交渉の末、同監督の「ビジョンの明確さ」がチェルシー上層部の人々に感銘を与えたと伝えられている。
さらに、『The Times』によると、ポチェッティーノ監督と並んで、バーンリーを指揮するヴァンサン・コンパニ監督の招へいも検討されている模様。元ベルギー代表DFのコンパニ監督は37歳で現役を引退。アンデルレヒトの監督を経て昨年夏に2部のバーンリーの指揮官に就任する。
すると、これまではイングランドフットボールらしいタフな戦い方をしてきたバーンリーを、ポゼッションサッカーに転向。この決断が功を奏し、リーグ6試合を残してプレミアリーグ昇格が決定。FAカップでも準々決勝進出を果たす手腕を見せている。


