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■開幕予想スタメン

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■“目玉”のジョーらピンポイントで補強
昨季の「前へ」からさらに「攻める」というシンプル極まりないスローガンを掲げ、2年ぶりのJ1もあくまで攻め勝つ姿勢を崩していないのが風間八宏監督率いる名古屋グランパスだ。しかも「“どう勝つか”の“どう”と“勝つ”はセット。どちらかだけではダメ」と結果と内容の両立も常に求め、常時満員の観客が集まるスタジアム作りの先に、2018年はシーズン40万人の観客動員を目指すとこれまた大きな夢をぶち上げている。
そのために揃えた戦力は昨季の継続を基本線としつつ、ピンポイントの補強に留まった。司令塔にして得点源の一人でもあった田口泰士(ジュビロ磐田)の移籍は大きな痛手だったが、中盤にはパスの出し手としても受け手としても機能する長谷川アーリアジャスールを獲得し、昨年は超攻撃型サイドバックとして新境地を拓いた感もあった和泉竜司を本来の場所に戻して傷口を最小限に。この組み合わせは昨年とは違うケミストリーを生み、アンカーの小林裕紀との3センターは「常に動いているよね」(風間監督)と流動性と機動力を兼備する面白い構成になっている。手薄と言われてきたディフェンスラインには2月14日にブラジル人DFウィリアン・ホーシャを迎え入れ、何とか頭数は揃えた格好だ。ホーシャの実力は完全に未知数で、チームへ順応する時間的制約を考えれば即戦力と考えにくいところもあるのだが、指揮官は「スピードがあると見ているし、聞いている。ウチは押し込むチームだから、そこは重要」と期待を隠さない。「上手ければ使う」が判断基準の監督だけに、来日10日での開幕スタメンも可能性はあるだろう。
前線のタレントは豊富だ。そしてその目玉が昨年のブラジルリーグMVPにして得点王のジョーであることに異論をはさむ余地はない。ロシアワールドカップ出場を諦めていない元ブラジル代表ストライカーは、沖縄で行われた浦和レッズとの練習試合で圧巻の2ゴールを含む活躍を見せ、その実力が本物であることを誇示している。またJ1昇格に大きく貢献したゲームメイカー、ガブリエル・シャビエルの期限付き移籍期間延長も大きな“補強”といえ、昨季のJ2リーグで11得点を挙げブレイクした青木亮太とともに、魅力的な前線を形成する。ここに経験豊富な玉田圭司と佐藤寿人が起用位置と時間帯を問わず準備を続け、万能型の押谷祐樹や八反田康平らが脇を固める。高卒新人の大垣勇樹も、自慢の身体能力を利したドリブルなどを武器に開幕スタメンを狙っている。
■“形がない”ことが風間グランパスの形
チームのスタイルは変化に富んでいて、それでいて不変だ。パスを主体としてボールを保持し、相手陣でサッカーをし続ける哲学は変わらないが、その時々の選手たちのパフォーマンスに応じた戦い方を支持するのが風間流でもある。開幕前のテーマは「ディフェンスラインの背後を取る」ことだったが、これもシーズンを通じたものではなく、“今この時点での”不足要素に過ぎない。だが、相手のディフェンスラインに仕掛け、突破して得点するという考え方は常に根底に流れている。目的は一つだが、手段に限りも制約もない。ジョーへのクロスが有効ならば使うし、仕掛けの中で生まれたセットプレーをG・シャビエルが得点につなげるかもしれない。「形がないことが我々の形です」と、風間監督は語った。なるほど、言い得て妙である。
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■“公約”実現=上位進出?
目標は設定しない。J1昇格が至上命題であった昨季でさえ、指揮官はその言葉を口にすることはなかった。ただし、長丁場にして終盤が勝負になってくるJ2の特性を見抜いたうえで、「最後の10試合を、自信を持って戦えるか」という目安は設定していたという。ひたすらに週末のゲームを戦い続けるJ2と違い、代表のAマッチデーや今季に限ってはワールドカップによる中断など、日程にメリハリのつくJ1での戦いではさらに大局的な視点も必要で、JリーグYBCルヴァンカップなどとの戦い分けもリーグの戦いを左右する重要性を帯びる。キャンプでの練習試合では控え組のレベル差に顔をしかめることもあったが、この点をどこまでうまく、また有意義にチーム戦力の増強につなげていけるかはチームのマネジメント力が問われる部分だ。
ただし、順位ではない部分にならば目標設定はされている。昨年来、風間監督が常日頃から明言を続け、昇格を決めた後の心残りとして事あるごとに言ってきたのが「豊田スタジアムを満員にする」という“公約”である。そして冒頭にも書いた40万人の観客動員が、そこに上乗せされて今季のクラブが目指す数字になる。2017年の観客動員は32.2万人で、前回J1だった2016年が31.7万人だったことを思えば、舞台が大きくなっても約10万人の上乗せに取り組む難解なチャレンジである。風間監督はその点についても明確で、「その時にこそ“どう勝つか”が両方揃わないとお客さんは来てくれない」ときっぱり。魅力ある攻撃サッカーで勝敗を問わず「また見たい」と思わせる。J1復帰1年目は、まずは生まれ変わった姿を披露し、その上で勝点3を積み上げることが彼らの“仕事”となりそうだ。だが、それができれば上位に食い込むことも、十分に可能であるとは見る。
文=今井雄一朗

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