JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ初戦が16日に開催。昇格組の柏レイソルが白星スタートを切った。
D組に入った柏はアウェイでG大阪と激突。昨季J2優勝の立役者であるオルンガやクリスティアーノ、江坂任が先発に名を連ねたほか、新戦力のキム・スンギュがスタメン入りを果たした。
序盤からアグレッシブな姿勢を貫く柏は24分に江坂のパスを受けたオルンガが頭で落とすと、瀬川のリターンパスに再びオルンガが反応。右足で合わせて先制に成功した。その直後にも再びオルンガに決定機が訪れたが、これは新里亮のブロックに防がれた。
1点を追うG大阪は後半に井手口陽介に代えて遠藤保仁を投入。流れを引き寄せると、64分に倉田秋のラストパスに宇佐美貴史がダイレクトで反応してシュートを放つが、GKキム・スンギュがファインセーブ。その後もG大阪は途中出場の渡邉千真がドリブルで切り込んでフィニッシュに持ち込むが、これもキム・スンギュがストップ。柏が体を張った守備でG大阪に同点ゴールを許さない。
G大阪は82分にCKから新里亮が同点弾を奪ったかに見えたが、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）でのレビューによりオフサイドがあったとして、ノーゴールの判定となった。
試合は結局そのまま終了。柏が1-0でG大阪を下し、白星スタートを飾っている。
B組に属するC大阪は今季J2を戦う松本とホームで対戦。開始5分に失点を喫したC大阪だったが、直後にブルーノ・メンデスのゴールですぐさま同点に追いつく。試合は同点のまま後半へ突入すると、71分に丸橋祐介の豪快な左足シュートでC大阪が勝ち越しに成功する。その後、B・メンデスのPK、途中出場の清武弘嗣にもゴールが飛び出し、終わってみればC大阪が4-1の大勝を飾っている。
また、D組の湘南と大分の一戦は、後半アディショナルタイムにスコアが動いた。ホームの湘南は90＋2分に坂圭祐がPA内で大分GK高木駿に倒されてPKを獲得。このPKを梅崎司がきっちり決め、湘南が初戦を劇的勝利で飾った。
■試合結果（15時キックオフ）
セレッソ大阪 4-1 松本山雅FC
湘南ベルマーレ 1-0 大分トリニータ
ガンバ大阪 0-1 柏レイソル
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です