新体制の清水、基本に立ち返り“王国”再興へ【J1戦力分析:清水エスパルス編】

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2018明治安田生命J1リーグが2月23日に開幕する。昨季、最終節でJ1残留を果たした清水エスパルス。今季はヤン・ヨンソン監督を新指揮官に迎え、“王国”再興を目指す。

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■開幕予想スタメン

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■新体制の下、“王国清水”再興へ

「ベスト5に入る」

11年ぶりに清水エスパルスへ復帰した久米一正GMが高らかに宣言し、今季から“王国清水”再興への道のりを進むことになった。そのスタートとして昨季途中からサンフレッチェ広島を率い、降格の危機を救ったヤン・ヨンソン監督を招聘。さらに、元FC東京監督の篠田善之氏をコーチに加えている。新加入選手は10人。8年ぶりに清水へ復帰となった兵働昭弘、川崎フロンターレ、セレッソ大阪、サガン鳥栖を経てウエスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)へと海を渡っていた楠神順平、昨季5月の月間ベストゴールを受賞するなど、ベガルタ仙台で8得点を挙げたクリスラン、広島、鹿島アントラーズでも活躍していた元韓国代表のファン・ソッコ、ここに全国高校サッカー選手権でも活躍した髙橋大悟ら6名の新卒選手を加えて、総勢35名で今季を戦うことになる。

昨季終盤の30名に比べて大所帯となったが、まだ気がかりなポジションがいくつかある。まずは、昨季は副キャプテンも務めていた犬飼智也(鹿島)の突然の流出で影響が出ると見られるセンターバックだ。空中戦に絶対の自信を持ち機動力もある、守備陣に安定感をもたらしていた絶対的な存在。ファン・ソッコという待望の補強により、ようやく2枚が揃うかと思われた矢先だったため、残り1人が誰になるのかというところが悩みどころとなった。今のところ、昨季は試合終盤、ゲームを終わらせる役割としての使われ方が多かったフレイレがその候補の1人となっている。昨季はチームへの加入が少し遅れていたが、「今年は最初から合流して、みんなと同じコンディションからスタートできている。今年は本来のポジションのセンターバックとして出場したい。ずっとやってきたポジションなので自信はある」と、キャンプから高いモチベーションを保っている。

一方、この1カ月、ケガで相次ぐ災難に見舞われているのは右サイドバック。先発当確と見られていた清水航平は、キャンプ初日で左ふくらはぎを負傷し、未だ復帰が長引いている。白羽の矢が立ったのは大卒2年目の飯田貴敬。ケガの影響もあり昨季はリーグ戦1試合、18分の出場に終わった。「去年は4カ月間ケガをしてチームを離れてしまって悔しい思いをした。今季にかける想いは強い」とキャンプ全3試合に先発していたが、左ひざ負傷し出場は微妙に。高卒2年目の立田悠悟、昨季終盤をケガで棒に振った六平光成とともに誰が開幕スタメンの切符を手にするかは直前まで分からない。

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■指向するのは基本を求めた「良いサッカー」

チームは17日の練習試合、ヴァンフォーレ甲府戦(非公開)を最後にリーグ開幕を迎えることになるが、これまで始動からの練習試合4試合を振り返ってみよう。三保で行われた東海学生選抜戦では、1本目を外れた鄭大世が途中出場からのハットトリックなどもあり5-1。鹿児島に場所を移して行われたJ3・鹿児島ユナイテッドFC戦では無得点に終わったというだけにとどまらず、「あえて、良かったところは?」との記者の質問にヨンソン監督が絶句してしまうなど、見せ場の少ない試合となった。続く試合は、今季からクラブとして初めてJ1で戦うV・ファーレン長崎。ここでも先制を許す展開の中、レギュラー組が去った3本目にようやく金子翔太のPKで追いつくという不甲斐ない戦い。それでもキャンプラストゲームとなったFC岐阜戦では、眠っていた攻撃陣がようやく結果を出した。2本目、クリスランのPKで先制、そこから金子が続き、鄭大世も2発を決めて、この45分間で4点を挙げて攻撃への不安を払拭している。

ヨンソン監督が指向するのは「良いサッカー」。その前提として「堅固な守備」を挙げているが、具体的には全体をコンパクトにして、デュエルの部分での勝負強さを求める一方で、チーム、ユニットとしての守備も求める。攻撃面ではポゼッションとダイレクトプレーをバランスよく使い、そのために選手たちには素早い判断を要求している。ヨンソン監督の説明はさらに続くが、そのどれもが基本的なこと。つまり「良いサッカー」の本質は、「あれや、これや」と監督が指示するものではなく、選手そのものの想像力で描き出すものであるということだろう。それは昨季との大きな違いとして挙げられる。練習でもダミー人形を使って基本的な形を徹底して繰り返し、そこから選手たちのアイデアを引き出して積み上げていく。そうしてある程度の約束事を作って、試合に臨むことになる。

■クリスランの加入で切磋琢磨するFW陣

違いはそれだけではない。4-4-2のフォーメーションを取ることは昨季とは変わらないが、パッと目に付くのがサイドハーフをかなり中央に寄せているということだろう。そこにはサイドをより効果的に使いたいという考えが透けて見える。サイドバックの進路を作って、サイドの上下動をより活性化させている。ゆえに、左サイドの松原后はともかく、上記のように右サイドに誰が入るのかというところは、重要な決断になりそうなことは間違いない。

始動から約1カ月、チームの戦い方が選手たちに徐々に浸透してきた中で、それでも結果を出すことができなければ意味がない。そこに大きく関わるFW陣の争いも見もの。鄭大世は、始動当初なかなか先発メンバーに固定されず、キャンプ最終戦の岐阜戦でもメンバーを外れていた。しかし、「1本目(先発組)のメンバーから外されたというのが悔しかったので、どうにかしたかった。いま踏ん張らなければ開幕には間に合わない」と、その度に結果を残してきた。キャンプ後からは鄭大世、クリスランの2トップという形も試しており、攻撃陣は切磋琢磨をしている状態だ。昨季は36得点、終盤には5試合連続無得点という事態もあったが、クリスランの加入により分厚くなった攻撃陣で昨季以上の得点力を目指すことになる。

清水の開幕の相手は、3年前15年シーズンと同じ鹿島。その時は、3-1と快勝している。昨季3勝しかできなかったホームで、まずは白星発進を目指す。

写真・文=田中芳樹

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