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■開幕予想スタメン

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■補強は最小も指揮官はチームに自信
「ITADAKI(頂)」のスローガンの下、今季のJリーグで最小の補強4人でスタートしたサガン鳥栖。新加入選手による目新しさはないが、昨季までの主力を残留させることに成功したチームの自信の表れでもある。マッシモ・フィッカデンティ監督は1月に行われた新加入選手発表会で、「3年目になりますが1年目、2年目と選手が大きく入れ替わった部分、主力が入れ替わるということがありました。(今季は)去年の戦力がほとんど残った形でシーズンに入ることができます。そういった意味では鳥栖に来てから継続性を持った形でシーズンに入るということがやっとできます」と話し、さらに「重要な選手が残ってくれたというのが今年の鳥栖のオフの目玉なんじゃないでしょうか。私が来てからクラブと協力しながらここまで選手を大きく入れ替えながら、同時にそれでも戦えるチームを、そして若返りもやってこられたと思います。そのうえで今年、こういうメンバーで戦う。ただ、選手を入れ替えたというだけではなく若返りもできた。しっかり戦えるようになったときにそこから長く続くチームの土台が作れたかなと思っています」と続けた。
クラブの今季に懸ける意気込みは、3週間超という過去最長の沖縄・読谷キャンプにも表れた。そこで例年どおり、午前はランニング系のメニューを中心にシーズンを戦い抜くフィジカルの土台作りを行い、午後は戦術練習に時間をかけた。キャンプ中のトレーニングマッチは1分2敗と未勝利で終わったが、フィッカデンティ監督をはじめ、キャプテンの吉田豊もこの結果を気にする様子はなかった。ビクトル・イバルボ、権田修一といった昨季からの主力が1試合も出場しなかったことが要因だ。一方で、FC東京時代の教え子であり、今季から鳥栖に加わった高橋秀人をアンカーとセンターバック(CB)でテストしてチームに馴染ませている。
■攻撃の中心はイバルボ
昨季、キャプテンを務めた豊田陽平という絶対的な存在の選手が韓国の蔚山現代FCに期限付き移籍し、チームが根本から変わるのでは? と危惧する人もいるだろう。しかし、昨季後半から豊田の先発する試合は減り、鳥栖は戦い方を徐々に変化させていた。イバルボの驚異的なキープ力と推進力を攻撃の軸にし、そこに中盤の選手が多く絡んで相手ゴールへと迫った。今季もそうした攻撃が中心になることは明らか。
フォーメーションについては、昨季同様、試合の入りは4-3-1-2か4-3-3でスタートし、試合展開によって4-4-2を使用するだろう。4-3-1-2であれば、2トップの一角にイバルボが入り、トップ下に河野広貴が入る。イバルボの相方が誰になるのか? 3トップの場合は中心にイバルボが位置し、2シャドー的な形で田川亨介と小野裕二が入ることになることが有力。インサイドハーフには昨季のチーム得点王となった原川力と福田晃斗が不動だ。アンカーはJリーグで最も走る男・高橋義希と高橋秀人が争っている。両者とも2年間フィッカデンティ監督の下でこのポジションを務め、このポジションで何を求められているか理解しているだけに、高レベルな争いが最後まで続くことになる。最終ラインは4バックを継続。左から吉田豊、鄭昇炫、キム・ミンヒョク、藤田優人という昨季からのメンバーが並ぶ。ただ、右SBには小林祐三、新加入で左利きながら右サイドもできる安在和樹もおり、予断を許さない状況だ。GKは昨季から引き続き権田が務める。この他、昨季のケガで長期離脱中だったFW趙東建と谷口博之の復帰も予想され、シーズンが進むにつれて鳥栖のポジション争いは熾烈を極めることになる。
■フィッカデンティ体制3年目で「頂」へ
フィッカデンティ監督は沖縄キャンプの総括でこう話した。
「このチームに来て3年目でこうして沖縄に来て合宿をスタートし、試合に向けて徐々に上げて行く、トレーニングの内容も(毎年同じで)これからプレースピードを上げていき、強度を落とすといういつもどおりのことをしっかりとやって準備したい。選手たちはどんどん調子を上げていくだけだと思います。今はとことん追い込んで体は本当に重い状態だと思いますが、今最高の状態の選手がいたらそれは大問題です。本当に体が重くて動かないと選手が言っていたら、それでこの時期の過ごし方としては100点。開幕まで2週間ちょっとの間でしっかり回復して、23日に向けて準備したい」
現在チームは、Jリーグ史上初の平日金曜日開幕戦に向けて、非公開練習を行いながら最終の詰めに入っている。吉田は「ベースの部分はある程度、監督の下でやっている選手も多いし、そういうところで大体わかってきているとは思います。あとは鳥栖に帰って細かい部分のクオリティを上げていければいいかなと思います」とキャンプを振り返った。フィッカデンティ体制となって3年目を迎え、少ないながらも戦力は充実し、戦術もさらにチームに浸透した鳥栖。クラブ悲願の「頂」に立つ準備は整った。
写真・文=荒木英喜

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