ルイス・エンリケ、メッシ退団問題について…「クラブは誰よりも上に位置している。私はクラブと合意してほしかった」

【欧州・海外サッカーニュース】スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、バルセロナ（ラ・リーガ）とメッシの問題について意見を述べている。

スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、FWリオネル・メッシのバルセロナ退団問題について言及している。

選手時代にも在籍したバルセロナを2014年から2017年まで指揮し、メッシとともにラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの三冠達成などを果たしたL・エンリケ監督。5日のUEFAネーションズリーグ、ウクライナ戦を前に会見に出席した同指揮官には、やはりメッシについての質問も飛んでいる。

メッシとはバルセロナで権力を争ったともされるL・エンリケは、後ろ向きにバルセロナ残留を宣言した同選手について、次のように語った。

「それはとてもデリケートなテーマだ。私が意見を言っていいのかは分からないが、思うにクラブというものはどんな人間よりも上に位置している」

「バルセロナは1899年に創設された世界最高のクラブの一つであり、タイトルを獲得し続けている。もちろん、バルセロナとメッシの関係は素晴らしい。レオはバルサの凄まじい飛躍を促したわけだが、しかし私にとってはクラブとの間に合意があった方が好ましかった」

「遅かれ早かれ、メッシはバルセロナを去ることになる。高潔であれば双方で感謝し合うものだし、より友好的な形があったはずだ。とにかく、クラブはメッシなしでもタイトルを獲得し続け、メッシは退団しても素晴らしい選手であり続けるだろう」