インテル・マイアミのオーナーを務めるデイヴィッド・ベッカム氏は、リオネル・メッシがクリスティアーノ・ロナウドよりも上回っていると主張した。
2008年からの12年間で計11回のバロンドールを受賞するメッシとロナウド。ともにベテランの域に突入するも、現在もなお、それぞれバルセロナとユヴェントスで大活躍し、フットボール界の頂点に君臨する。これまでにも多くの現役選手や元選手がこの“メッシ・ロナウド論争”に一石を投じる中、今度はマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリー、イングランド代表で活躍したベッカム氏が両者についての持論を展開した。
現在44歳になった元イングランド代表主将はアルゼンチン『Telam』で「彼（メッシ）は、選手としてそのレベルにいる唯一の存在だ。彼のような選手が現れることは不可能だ。クリスティアーノ・ロナウドはそのレベルにはないが、両者ともに他の選手たちを上回っている」と主張した。
続けて「テクニックや才能の面ではおそらく同じかもしれない。いずれにしても、彼ら2人が同時期にいることはフットボールにとってアメージングだ。ただし、メッシが世界最高の選手だ」と両選手を比較している。
また、ロサンゼルス・ギャラクシーからパリ・サンジェルマンに移籍した2013年、この年限りで現役引退したベッカム氏はメッシ擁するバルセロナとチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦。2試合合計3-3とアウェイゴールの差でバルセロナの勝ち抜けが決まったこの一戦を同氏は振り返った。
「私たちはメッシが投入されるまでリードしていた。そして、彼がピッチに立って、バルセロナが得点を挙げた。あの年になってまであのレベルでプレーできたことはうれしかったけど、負けるのは好きではない。私たちのチームは両レグで良いプレーをしたし、このことを誇りに持つべきだ。バルセロナに負けなかったんだ」
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