「バレンシア、本当にありがとう」レンタル終了フロレンツィがローマ帰還も去就は不透明

【欧州・海外サッカーニュース】1月の移籍市場でバレンシア（ラ・リーガ）に加わったフロレンツィが、レンタル期間終了に伴いSNSで感謝の意を示している。

イタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィは、半年間在籍したバレンシアに感謝の意を示し、地元ローマへ帰還した。

現地時間21日、フロレンツィは自身のSNSで飛行機の座席からバレンシア市街を一望した画像を投稿。そこに「本当にありがとう。バレンシアはたくさんの愛情と温かさで迎えてくれた。フィールドでは多くのチームと戦い、チームが一丸となって戦うことができた。自分がその中に加わることができてよかった。心より感謝したい。素晴らしいチームだった。バレンシア、本当にありがとう」とメッセージを添えている。

2020年1月、ローマからバレンシアに半年間のレンタルでラ・リーガ初挑戦となったフロレンツィ。新型コロナウイルス感染拡大による中断期間もあったが、スペインではリーグ12試合に出場していた。

保有権を持つローマに戻ることとなったフロレンツィだが、来季の去就は引き続き不透明となっている。現時点でジャッロロッソに留まる可能性は低いと見られており、一部イタリアメディアの報道ではフィオレンティーナが関心を示しているとも。

長年チームの象徴としてローマに在籍したダニエレ・デ・ロッシが退団することになり、キャプテンマークを受け継いだのがローマ育ちの後輩フロレンツィだった。だが同選手は19－20シーズン途中からローマを離れることになり、後半戦はバレンシアでプレーした。だがパウロ・フォンセカ体制で同選手が主力となる可能背は低く、ローマの新リーダーは次の移籍市場で、再び異なるチームへ移籍することになるかもしれない。

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