27日のラ・リーガ第3節、エイバルは本拠地イプルーアでのアスレティック・ビルバオ戦を1-2で落とした。3試合連続で先発出場のMF乾貴士は84分までプレーし、FW武藤嘉紀は90分からの出場でラリーガデビューを果たしている。
ビルバオという大都市に本拠を構えるバスクを代表する強豪アスレティックと、人口2万人の小さな町に本拠を構えながらラ・リーガ1部に定着しつつあるエイバルのダービー。エイバルのメンディリバル監督はこの試合でも4-3-3システムを採用し、乾を左ウィングに配している。
試合は攻守が激しく入れ替わる展開。最初に決定機を迎えたのはエイバル、それも乾のチャンスメイクからだった。15分、左サイドを突破した乾が左足で意表を突くクロスを上げると、ファーに走り込んでいたキケ・ガルシアが右足で合わせる。しかし、ボールは惜しくもクロスバーの上に飛んだ。
対するアスレティックは40分に決定機を迎え、これを決め切る。左サイドを突破したイニャキ・ウィリアムスのマイナスの横パスからウナイ・ロペスがグラウンダーのシュートを突き刺した。試合はアスレティックの1点リードで折り返しを迎える。
ハーフタイム、メンディリバル監督はダミアンとレシオを下げてキケ・ゴンサレスとペドロ・レオンを投入。システムは4-4-2に変化させた。そしてバスクらしい曇り空に太陽が差し込みながら始まった後半、エイバルは開始のホイッスルからわずか2分後に同点弾を決めることに成功した。ペドロ・レオン持ち前の精度の高い右CKから、前半に決定機を逸したキケ・ガルシアがヘディングシュートを放ち、今度こそネットを揺らしている。
一方のアスレティックは70分、イニャキ・ウィリアムスがビジャベルデの横パスからシュートを決めたものの、VARによる審議の結果ビジャベルデのオフサイドが取られてゴールは取り消しに。その後は中盤での激しい肉弾戦の様相を呈し、どちらもチャンスを生み出すまでに至らなかった。84分、メンディリバル監督は4枚目の交代カードを切り、乾を下げてアルビージャをピッチに立たせている。
アスレティックの勝ち越しゴールが決まったのは86分のこと。カパが折り返したボールから、ウナイ・ロペスがこの試合2点目を記録している。メンディリバル監督は90分、キケ・ガルシアとの交代で武藤をピッチに入れるが、逃げ切る算段のアスレティックの堅守を前に日本人FWはほぼボールに触れられず。唯一の見せ場は、空中戦の競り合いでフィジカルの強さを見せ、ファウルを取られたことくらいだった。結局、ビルバオが1点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎え、エイバルはラ・リーガ開幕3節の成績を1分け2敗とした。
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