アーセナル関心のパルティ流出阻止へ…アトレティコ・マドリーが新契約提示、解除金は110億円か

【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】アーセナル（プレミアリーグ）らが獲得狙うトーマス・パルティ。アトレティコ・マドリー（ラ・リーガ）は流出阻止へ新契約をオファーか。

アトレティコ・マドリーは、数々のビッグクラブが狙うMFトーマス・パルティの流出阻止のために延長オファーを提示したようだ。英『ガーディアン』が伝えている。

アトレティコの下部組織出身で、2度の期限付き移籍以外はクラブ一筋でプレーするパルティ。なかなか起用されない期間が続いたものの、2017-18シーズンからレギュラーを獲得。現在では、ディエゴ・シメオネ監督のチームに欠かせない存在となり、先日のチャンピオンズリーグ・ラウンド16リヴァプール戦でも好プレーを見せた。

そんなガーナ代表MFだが、数多くのビッグクラブが獲得を狙っていると見られている。『ガーディアン』によると、中でもアーセナルが積極的に動いており、正式なオファーは送っていないものの、代理人とコンタクトを取っているようだ。現行契約には5000万ユーロ（約58億円）のリリース条項が含まれており、これを利用したい考えだという。

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しかしアトレティコ側は、流出阻止のために現行契約を大幅に上回る条件を提示したようだ。週給は現在の倍額となる13万ポンド（約1700万円）、リリース条項は8720万ポンド（約110億円）をオファー。シメオネ監督は残留に必死であり、上層部に選手が納得するオファーを促しているという。

新型コロナウイルスの影響で先行きが見えないサッカー界。財政面で苦しい状況が続く中、アトレティコはパルティを是が非でも手放したくないようだ。