まもなく練習再開のリーガだが…バレンシアDFパウリスタ「まず命、次にフットボール。金の重圧で友人や家族失いたくない」

【欧州・海外サッカーニュース】打ち切りはせず再開へと進んでいるリーガ・エスパニョーラ。しかしトップチームの35％が新型コロナに感染したバレンシアのガブリエル・パウリスタは、再開に否定的な考えを隠さない。

バレンシアDFガブリエル・パウリスタが、再開への動き始めているリーガ・エスパニョーラに否定的な見解を示している。

5月上旬から練習場での個人練習が許可される見込みなど、段階的に再開へと向かい始めているリーガ・エスパニョーラ。しかしながらパウリスタは、少しでも新型コロナウイルスに感染するリスクがあるならば、フットボールをプレーすることに反対であるようだ。『インスタグラム』で次のように綴っている。

「フットボールのプロフェッショナルは恵まれていると思う。でも、僕たちは何よりもまず、ただの人間なんだ。僕たちにも家族が、愛すべき人たちがいる」

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「僕たちはいつだって、模範的であることが求められてきた。今だってそうだ。多くの子供たち、若者たちが僕たちに注目している。僕たちは命と健康こそが何より大切であるという社会的な模範にならなくては。僕、そして多くの選手たちにとって、金がすベてじゃないんだよ」

「誰も怯えることなく、（感染の）リスクがないという保証ができるときにプレーを再開しようじゃないか。確かな保証がないならば、僕たちはほかの国々のように断固たる決断を下さなければならない。まず命、その次にフットボールだ！」

次の試合

「理解はできるけど、経済的な重圧のために早まった行動を起こすことは望まない。僕たちは家族、友人、同業者が感染してほしくない。死んでほしくないんだよ」

バレンシアはトップチームの選手及び関係者の35％が、新型コロナウイルスに感染していた。