神戸GKキム・スンギュの蔚山復帰が秒読み段階か…韓国紙「彼は現在、韓国に滞在している」

韓国復帰が取り沙汰されているヴィッセル神戸GKキム・スンギュについて、韓国紙『スポーツソウル』は、蔚山現代移籍が「秒読みに入った」と伝えている。

同紙は移籍市場関係者のコメントを紹介。「キム・スンギュは現在、韓国に滞在」しているようで、「両サイドの交渉はKリーグの移籍市場締め切りが2日前に近づき、急速に話が進んでいる。行政手続と公式発表を残した状態だと思われる」とした。

また、同紙は「彼が来たる夏に日本での3年間の生活を清算して、Kリーグ復帰を考慮に入れている」という話は「公然の事実」と報道。「イニエスタ、ビジャ、ポドルスキなどワールドクラスの選手を多く保有するチームの都合上、（キム・スンギュの）出場機会が大幅に減った」ことが移籍を決断させる理由になったと記している。「他クラブもオファーを画策していたものの、結局は古巣である蔚山と再び手を握る見通しだ」と伝えている。

キム・スンギュは1990年生まれの28歳。2006年に蔚山でプロ入りし、10シーズンにわたり在籍。13年にはKリーグベストイレブンを受賞した。16年より神戸へ完全移籍すると、初年度からJ1で全試合に出場。Jリーグ優秀選手賞を獲得した。

韓国代表としてもアンダー世代から活躍しており、A代表では14年のブラジルW杯、18年のロシアW杯と2大会連続でW杯に出場。アジアカップも15年大会と今冬の19年大会の2大会連続出場を果たしている。

しかし、今季は外国籍枠の関係で出場機会が減少。ここまでJ1で12試合の出場にとどまっていた。

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