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ジダン次男GKルカが先発したレアル・マドリー、最下位ウエスカ相手に89分のベンゼマ弾で辛くも勝利/リーガ第29節

31日のリーガ・エスパニョーラ第29節、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのウエスカ戦に3−2で勝利した。

リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ優勝の可能性が潰えるという失望を味わい、そしてジダン監督の帰還で来季に向けた希望がよみがえった3月最後の試合。ジダン監督は復帰初戦でケイロール・ナバス、マルセロ、イスコらこれまで冷遇されてきた選手を先発させたが、このウエスカを迎えた一戦でもさらなる驚きを与える。

フランス人指揮官はヴァラン、クロース、モドリッチ、アセンシオと代表戦帰りの主力を招集外として、またクルトワが負傷したGKにはK・ナバスではなく自身の次男ルカを起用。GKルカ、DFオドリオソラ、ナチョ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFイスコ、マルコス・ジョレンテ、セバジョス、FWベイル、ベンゼマ、ブライム・ディアスをスタメンとした。

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閑古鳥が鳴きそうなほど、人入りが悪いベルナベウ。昨季以来となる公式戦2試合目の出場を果たしたジダン監督次男の失点、そしてクラブ史上初となるリーガ1部での挑戦に臨んでいるウエスカの記念すべき同スタジアム初ゴールが生まれたのは、試合開始から3分後のことだった。右サイドのチミー・アリバがナチョのマークを振り切って、グラウンダーのクロスを送ると、クチョ・エルナンデスがルカにとってはどうあがいても届かない枠の右にシュートを突き刺している。

いきなりダウンを取られたレアル・マドリーは、ボールを保持しながら5−3−2のシステムを敷くウエスカ相手に攻撃を仕掛ける。そのやり方は、1トップのベンゼマが下がってボールを受けにきて、その動きで生まれるウエスカSDラインのスペースを他選手が突くというもの。これが功を奏したのは、25分のことだった。ベンゼマとブライムがコンビプレーでDFラインを突破。ベンゼマのシュートはGKサンタマリアに弾かれたものの、こぼれたボールをブライムが折り返して、フリーで飛び込んできたイスコが枠内に押し込んだ。

スコアをタイに戻したレアル・マドリーだが、そこからはウエスカの守、さらにはボールポゼッションに苦しみ決定機を生むには至らない。こうした展開に静かなベルナベウがさらに静かになり、2000人のウエスカサポーターの声援が際立つようになっていったが、61分にようやくホーム側の歓声が響いた。右サイドのベイルが左足アウトサイドでクロスを放ち、ファーサイドのベンゼマがこのボールを頭で中央に送ると、そこにそこに走り込んでいたセバジョスがネットを揺らした。

ジダン監督はこの逆転ゴールの直後、ブライムとの交代でサイドの汗かき屋ルーカス・バスケスを投入して攻守のバランスを整えた。が、74分にセットプレーからウエスカに同点に追いつかれる……。ショートコーナーからエチェイタのヘディングシュートを許し、ルカが守るゴールを破られた。

ジダン監督はこの失点のすぐ後にイスコを下げてバルベルデをピッチに立たせ、78分にはアンカーのM・ジョレンテを点取り屋マリアーノに代えて交代枠を使い切った。すると、観客も家路につき始めた90分、ベンゼマが待望の勝ち越し弾をマーク。ペナルティーエリア内でマルセロの縦パスを受けたフランス人FWは、そこから反転して右足のシュートを突き刺している。レアル・マドリーは1点リードを最後まで守り切り、何とか勝ち点3を獲得した。

ジダン監督復帰後2連勝のレアル・マドリーは、首位バルセロナに勝ち点12差、2位アトレティコ・マドリーに勝ち点2差で3位に位置。ウエスカは残留圏17位ビジャレアルと勝ち点7差で最下位に沈んでいる。

■試合結果
レアル・マドリー 3-2 ウエスカ

■得点者
レアル・マドリー:イスコ(25分)、セバジョス(61分)、ベンゼマ(89分)
ウエスカ:クチョ・エルナンデス(3分)、エチェイタ(74分)

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