26日に行われたカタール・ワールドカップのグループC第2節メキシコ戦に2-0で勝利したアルゼンチン。FWリオネル・メッシは試合後、今大会初勝利に安堵しながらも、「すべての試合が決勝戦」と気を引き締め直している。
グループC第1節サウジアラビア戦に1-2で敗れ、窮地に陥ることになった優勝候補アルゼンチン。大会の生き残りをかけたこの一戦では、64分にメッシがグラウンダーのミドルを突き刺して先制し、さらに87分にエンソ・フェルナンデスが加点して勝利を手にした。
このカタール大会でキャリア初のW杯優勝を期するメッシは、フラッシュインタビューで次のような感想を述べている。
以下に続く
「メキシコは素晴らしいチームだ。素晴らしい監督（バルセロナで指導を受けたヘラルド・マルティーノ）が率い、ボールをしっかりと扱える。前半の僕たちはインテンシティーと規律を持って、すべきプレーをしたと思う。そして後半、自分のゴールが決まった後、僕たちは本来の僕たちに戻ることができた」
メッシはまた、1-0から逆転負けを喫したサウジアラビア戦を振り返っている。
「1試合目はうまくいかなかった。色々とあったことは確かだ。初めてのワールドカップに臨む若手が多く、あと試合時間とかの問題もあった。いずれにしても僕たちは然るべきプレーを見せられず、二つの独立したプレーから失点してしまった。チームは前半の内に決着をつけるべきだったんだ」
アルゼンチンはグループC最終節で、勝ち点4で首位を走るポーランドと対戦する。
「今日、僕たちは新しいワールドカップをスタートさせ、勝利をつかむことができた。上げた腕を下げることがあってはならないし、これから臨むすべての試合が決勝戦だ。もうミスはできない。ポーランド相手に良い試合ができることを期待している」
