リヨンはローラン・ブラン監督の解任を発表した。
現役時代にはフランス代表として1998年のワールドカップ制覇を成し遂げるなど華々しいキャリアを送ったブラン監督。現役引退後にフランス代表チームやパリ・サンジェルマン(PSG)を率いた同指揮官は、2022年10月にピーター・ボス監督の後任としてリヨンの指揮官に就任した。しかし、ヨーロッパカップ戦出場権圏外の7位で昨シーズンを終えていた。
今シーズンもブラン監督が続投したリヨンだが、開幕から大不振。ストラスブール、モンペリエに敗れ、ニースと引き分けた後に行われた3日のホームでのPSGでは前半だけで4失点するなど、1-4の完敗。これでリーグ最下位に転落したことで、試合後にはサポーターが選手に向かって厳しい声を上げる場面もあった。
ブラン監督へのプレッシャーが高まり、後任候補の名前も挙がる中、リヨンは11日に指揮官を解任したことを発表した。また、ジャン=フランシス・ヴリー氏が新指揮官が見つかるまで暫定的にチームを指揮することになる。
なお、正式な後任は現時点で決まっていない。リヨンが元チェルシーのグレアム・ポッター監督にアプローチするも拒否されたと先日には報道されていた。また、マルセロ・ガジャルド監督の招聘も厳しいと考えられており、現時点でジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が最有力候補であると予想されている。
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