38歳アドゥリス、今季限りでの現役引退を発表「ビルバオで引退できることが誇らしい」

アスレティック・ビルバオFWアリツ・アドゥリス（38）が10日、今季限りで現役を引退することを発表した。

来年2月で39歳となるアドゥリスは、10日に記者会見を開き、今季をもってプロ生活に終止符を打つことを発表。次のように語っている。

「今季がプロとして過ごす最後のシーズンとなる。シーズンが終わったら、フットボールをやめるよ。アスレティックでそうできることに、大きな喜びを感じている」

「この決断は考えた末に下したもので、今朝までは誰も知らなかったことだ。家族、自分自身と相談して決断を下したことであり、アスレティックで引退できるなんて誇り高い」

下部組織から過ごすアスレティック・ビルバオを愛してきたアドゥリスだが、その道のりは平坦ではなかった。アスレティックでトップチームデビューを果たした直後にはブルゴス、バジャドリーで修行を積み、一度帰還を果たしたものの3シーズン後にまた退団を強いられ、今度はマジョルカ、バレンシアでプレーして結果を出した。アスレティックにようやく腰を落ち着けたのは30歳過ぎの2012－13シーズンからで、以降はチームのエースストライカーとして活躍を続けてきた。

アドゥリスはアスレティックで390試合に出場して171得点を記録。プロ通算では759試合に出場して284得点を決めている。

▶ラ・リーガ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう