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元名古屋グランパスGKランゲラックが現役引退「日本でも素晴らしい成功を収めることができて幸運でした」

メルボルン・ビクトリーは10日、元J1名古屋グランパスGKミッチェル・ランゲラックが現役を引退すると発表した。

2008-2009シーズンに自国オーストラリアのメルボルン・ビクトリーでプロデビューを果たし、その後ドイツのボルシア・ドルトムントに加入。2018年に加入した名古屋では、200試合以上に出場。昨季はJリーグYBCルヴァンカップ制覇に貢献した。

ランゲラックは今年1月にメルボルン・ビクトリーに復帰し、2024-25シーズンは11試合に出場したものの、負傷により離脱を余技なくされていた。

ランゲラックはメルボルン・ビクトリーのクラブ公式サイトでコメントを発表した。

「メルボルン・ビクトリーでキャリアをスタートし、プロサッカー選手としての最後の試合をこのクラブでプレーできたことは光栄です。長年海外で過ごし、ドイツ、スペイン、そして日本でも素晴らしい成功を収めることができて幸運でした。選手としてのキャリアを通して、ホームと呼べるクラブに心から感謝しています。プレーし、チームを成功に導くことは、あらゆるサッカー選手にとって究極の目標です。ですから、キャリアの中でそれを達成できたことは、私と家族にとって誇らしい瞬間でした」

「メルボルンに戻ってホームに帰ることができたのは、ピッチでの最後の時間を過ごす素晴らしい方法でした。選手としての経験とハングリー精神を、コーチとしての新たな視点に活かせることを楽しみにしています。ビクトリーは常に勝利を目指しており、私はクラブの成功に貢献し続けたいと思っています」と、今後もクラブに密着し、メルボルン・ビクトリーのアカデミープログラムでコーチの役割を担い、次世代ゴールキーパーの育成に貢献すると明かした。

なお、古巣名古屋は「偉大なるキャプテンであり、ミッチとともに闘った日々はグランパスの誇りです。これからもミッチとご家族の人生が素晴らしいものになることを願っています。ミッチと再会できる日を楽しみにしてます」と公式Xに感謝のメッセージをつづった。

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