パラグアイ代表戦を控える日本代表が7日、千葉市内で練習を実施。スタッド・ランスの中村敬斗が現在の心境を語った。
昨シーズンにリーグ・アンで11ゴールを挙げる活躍を見せた中村だが、チームはリーグ・ドゥへ降格。これを受けて中村は移籍を希望していたものの、最終的に残留が決まった。その後、チーム合流が遅れた中村だが第6節で復帰すると、ここまでの4試合で2ゴール2アシストとインパクトを残している。
中村は改めて今夏の移籍について、「移籍したかったのは事実ですけど、色々あってチームに残ることになりました。そこはもう腹をくくってやるしかないです」と切り替えていることをうかがわせ、S・ランスでのプレーに集中することを強調した。
「ワールドカップイヤーですし、今年1年リーグ・ドゥで本気でやりたいです。去年にリーグ降格させてしまったのは事実ですし、責任も感じています。来年1部に上げられるように頑張りたいですね。リーグ。ドゥでやる以上は周囲とのレベルだったり、違いは毎試合見せなければいけないと感じています。でもそれもプレッシャーに感じすぎず、自分らしいプレーができればいいですね」
「移籍できなかったのは事実で、それを受け入れるしかないです。『マジか』みたいな悲観的なふうにもならなかったですしね。久々にチームに戻ってきて、ランスの皆と練習したとき、めっちゃ楽しく感じましたし。今、毎試合楽しくやれています」
そして、10月のパラグアイとブラジル代表戦に向けては「パラグアイとブラジルという、かなりいい相手と戦えるのはすごくプラスだと思います。自分がそういういい相手に対して、どれだけいいプレーができるかというのも気になりますし、チームとしても勝利が大事だと思うので、楽しみです」と前向きに語った。
