Getty Images Sport2023年末にINEOSによる一部株式買収により、フットボール部門の運営が変わったマンチェスター・ユナイテッド。しかし、それ以前のチーム強化活動に関しては現地で痛烈に批判されており、特にエド・ウッドワード氏が統括していた2012年~2021年までの補強方針は問題視されている。
AFPイネオス下での変革の兆し
そして同クラブの歴代最多得点記録保持者でもあるウェイン・ルーニー氏は、ファンとの討論番組『The Overlap Fan Debate』で現体制以前の補強戦略について言及。強化方針を批判している。
「以前のマンチェスター・ユナイテッドの補強はひどいものだったよ。ロメル・ルカク(移籍金:7500万ポンド)、ズラタン・イブラヒモヴィッチ(移籍金:なし)、ポール・ポグバ(移籍金:8900万ポンド)といったビッグネームばかりを連れてきていた。彼らは良い選手だが、ただ名前だけで集め、莫大な金額を費やしていた。そうした過ちを克服するには少し時間がかかるだろう」
またルーニー氏は、「過去10年間のマンチェスター・ユナイテッドを見ると、選手たちは完全に打ちのめされてきた」とコメント。そのうえで、調子を取り戻しつつある現チームに期待を込めた。
「今は数試合で結果を出しており、自信が戻りつつあるのがわかるね。 監督にもそれが表れていると言える。チームは着実に上向き、明らかな進歩が見られるよ。ルベン・アモリム監督にとっては本当に厳しい状況が続いたし、確かに私も彼を批判してきた。しかし今は改善の兆しが見え、選手同士の理解も深まりつつある。有望な兆候があり、リーグ優勝は難しいが、トップ4入りを狙える可能性はあるよ」
AFPプレミアリーグ開幕11試合で勝ち点18を稼ぎ、7位まで浮上したマンチェスター・ユナイテッド。インターナショナルウィーク明けの第12節では、ホームでエヴァートンと対戦する。
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