AFPParshva Shah
アロンソがヴィニシウスらに警告。ベンチスタートでも「腹を立ててはいけない」と発言
レアル・マドリードは火曜日、キリアン・エンバペのPKによる2得点により2-1でマルセイユを相手に勝利で飾った。今季、最初のチャンピオンズリーグ戦での勝利はそれほど驚きではなかったが、シャビ・アロンソ監督の先発11人が注目を集めた。夏の間、移籍の噂が絶えなかったロドリゴが先発を飾り、ヴィニシウス・ジュニオールは後半の途中から出場することにとなった。
Getty Images Sportヴィニシウスは過去4シーズンでチャンピオンズリーグ最高の選手の一人、いや最高の選手と言えるかもしれない。昨シーズンは準々決勝でアーセナルに敗れたものの、レアル・マドリーのクラブ得点王となった。だが、ヴィニシウスがベンチスタートとなったことへの反応について問われた際、アロンソ監督はチーム全体に向けた明確な警告を発した。
「我々は厳しい時期にいる。全員が必要で、全員にチャンスがある。重要なのは全員が準備できていると感じ、重要だと感じることだ。なぜなら彼らはシーズンを通じて重要だからだ。(ヴィニシウスとの)個人的な会話があったとしても、それはバルデベバス(練習場)に留まる。誰も全試合に出場することはない。誰も試合に出場しないことで腹を立ててはいけない。ヴィニは良い形で途中出場した。交代選手たちは試合に良い影響を与えた」
ヴィニシウスが今シーズン、先発から外れるのは初めてではない。先月、昇格組のレアル・オビエド戦では意外な除外となり、アロンソ監督はヴィニシウスが「ベンチから大きなインパクトを与えることができる」と主張していた。レアル・マドリーは5試合を戦い、ヴィニシウスは5試合すべてに出場しているが、フル出場は一度もない。それでも彼はリーグで2得点を挙げ、平均82分ごとに直接的なゴール貢献をしている。
AFPこれまで全ての大会で完璧な記録を維持してきたアロンソ監督のチームは今週末、今シーズンのラ・リーガでエスパニョールと対戦する。エスパニョールは現在、3勝1分で3位につけている。アロンソ監督は守備陣のやりくりに苦労することになるだろう。トレント・アレクサンダー=アーノルドがマルセイユ戦でハムストリングの負傷を負い、ディーン・ハイセンは土曜日のレアル・ソシエダ戦で一発退場となり出場停止処分を受けている。
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