サウジからのオファー報道で新契約は簡単ではない？ヴィニシウスはレアルと契約延長の交渉へ

『Relevo』によると、レアル・マドリーはヴィニシウス・ジュニオールと2週間前に契約交渉を行ったものの、合意には至っていない。ブラジル人選手は、サウジプロフェッショナル・リーグ関係者から10億ユーロ（約1564億円）の契約を提示されているとされる中、レアル側の提示額が低すぎるとして却下したとされている。

2027年まで契約を結んでいる24歳のヴィニシウスに対し、サウジプロフェッショナル・リーグは3億ユーロ（約469億円）の移籍金を提示する予定と報じられているが、この途方もない提案にもかかわらず、レアル側が当面フォワードを確保する有力候補とされている。

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、前述の破格のオファーを理由にブラジル代表選手が中東に移籍することになっても「理解できる」と認めている。

「これは個人の決断だ。しかし私から見ると、（ヴィニシウスは）ここに残って、レアル・マドリーでトロフィーを獲得することに幸せと興奮を感じているように見える。彼は栄光を選ぶことを考えていると思うよ」

契約に関する憶測はさておき、ヴィニシウスは今週末のホームでのアトレティコ・マドリー戦というラ・リーガ首位攻防戦でチームを勝利に導くことを期待されている。