オシムヘンがサウジアラビアへの移籍に向けて大きく前進！アル・ヒラルがオファーを増額へ

ベルギーのジャーナリストであるサシャ・タヴォリエリ氏によると、ナポリのヴィクター・オシムヘンとアル・ヒラルの間で個人条件について合意が成立しており、契約期間中にベース給与として3500万ドル（約50億7000万円）相当を受け取る予定だと報道。そこにアドオンが加算される形で移籍が完了に近づいているようだ。

ただ、アル・ヒラルはオシムヘンと合意したにもかかわらず、まだナポリとの合意には至っていない。ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は、アル・ヒラルの最高オファーは7000万ユーロ（約115億7000万年）だったが、ナポリは7500万ユーロ（約123億8000万円）を求めていると指摘した。

オシムヘンとナポリの関係は昨夏に悪化したが、それでも彼は2026年までの新契約にサインした。その契約が現在最終年に入ろうとしており、これによりナポリがオシムヘンに要求できる移籍金が制限されることになる。オシムヘンは今シーズン、ガラタサライにローン移籍。37ゴールを記録するなど見事な活躍を見せた。

クラブ間での移籍金をめぐる交渉は継続される予定だ。アル・ヒラルが迅速に行動すれば、FIFAクラブワールドカップでオシムヘンを起用することができる。大会前に設けられたミニ移籍ウィンドウは6月10日に閉幕する。