批判されたルーニーがスポーツ界の偉人に反論「彼は史上最高のアスリートだが…アンフェアだよ」

バーミンガム少数株主であるトム・ブレイディは、ウェイン・ルーニーがクラブを指揮した83日間において、彼の「仕事への姿勢」について懸念を表明。マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドは、NFLの伝説的選手であるブレイディに反論し、その発言に失望したと述べた。スポーツの偉人だからといってサッカーについて詳しいわけではないと強調している。

ルーニーは『BBC』で次のように語っている。

「あのコメントは非常にアンフェアだった。私がバーミンガムに行った時、チームは本当に混乱状態だった。選手たちはクラブを前進させることができるようなクオリティではなかった。トムが来たのは試合の前日で、その日はもともと軽いスケジュールだった。彼は当時、サッカーを十分に理解していなかったと思う。今なら理解しているかもしれないけど…」

「彼は努力家だ。誰もがそれを知っている。だからこそ、そのコメントには本当に失望した。サッカーはNFLではない。NFLは1年に3カ月しか活動せず、選手も休息が必要だ。そのため、彼がそのような発言をしたのは非常にアンフェアだった」

「勘違いしてほしくないけど、私はトム・ブレイディをとても尊敬している。彼は史上最高のアスリートの一人、いや史上最高のアスリートだ。バーミンガムは今、正しい方向に進んでいるように見えるし、それは良いことだ。彼らがやったことは、必要な選手を放出することだったと思う。自分のことについては少しがっかりしているけど、深刻な問題ではないので前を向いていきたい」

2024年1月にルーニーを解任したクラブはその後、クリス・デイビス監督がクラブを1年目でチャンピオンシップに復帰させ、解雇した決断は成果を上げた。それでも、ルーニーはサッカーとはほとんど無縁の人物から、自分が人生の大半を捧げてきたスポーツについて疑問を投げかけられたことに明らかに憤慨していた。

バーミンガムは土曜日の午後、チャンピオンシップの第2節でブラックバーン・ローバーズとのアウェー戦に臨む。