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【2023-24】ヨーロッパリーグに挑む日本人選手を紹介!三笘薫や遠藤航が初の欧州の舞台へ

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    三笘薫(ブライトン)

    • 生年月日:1997年5月20日(26歳)
    • ポジション:MF・FW
    • 昨季公式戦出場:41試合10ゴール8アシスト

    ■最注目のアタッカーが初の欧州舞台へ

    昨季はプレミアリーグ1年目ながら大きなインパクトを残した三笘薫。今季もロベルト・デ・ゼルビ監督の下、中心選手として扱われ、開幕から好調を維持している。

    プレミアリーグ開幕5試合で1ゴール3アシスト。直接的な得点関与以外にも常に相手守備陣の脅威となり、8月には月間最優秀選手候補にノミネート。そして、ウォルヴァーハンプトン戦での衝撃的なドリブルからのゴールは日本人初の月間最優秀ゴールに選出された。

    イングランド、欧州でも注目のアタッカーとなった三笘は、今季は欧州の舞台初挑戦となる。ブライトンはモイセス・カイセド、アレクシス・マクアリスターが抜けた中でも上々のスタートを切り、ヨーロッパリーグでも躍進の準備はできている。アヤックス、マルセイユと同居する厳しいグループとなったが、欧州のサプライズチームの中心にいるのは三笘となるかもしれない。

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    遠藤航(リヴァプール)

    • 生年月日:1993年2月9日(30歳)
    • ポジション:MF
    • 昨季公式戦出場:40試合6ゴール5アシスト

    ■「デュエル王」が初舞台へ

    今夏の移籍市場では、リヴァプールが中盤のターゲットを立て続けに逃したことで、ブンデスリーガで「デュエル王」として知られていた遠藤航に白羽の矢が立つことに。本人も「予想していなかった」と認める急転直下のステップアップが実現した。

    シュトゥットガルトでは攻撃面でも違いをもたらすことが期待され、実際6ゴール5アシストを記録していたが、リヴァプールではより守備的な役割が求められている。アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ショボスライ、ライアン・フラーフェンベルフらの相棒として中盤のスペースを潰し、ボールを刈り取ることが主な仕事となるだろう。

    欧州では屈指のビッグクラブとして知られるリヴァプールだが、遠藤個人にとっては初の欧州での舞台に。ヨーロッパリーグでのグループステージでは比較的組み合わせに恵まれたため、現在はバックアッパー的な立ち位置にある遠藤はより多くの出場機会を得ることになるかもしれない。

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    堂安律(フライブルク)

    • 生年月日:1998年6月16日(25歳)
    • ポジション:MF・FW
    • 昨季公式戦出場:45試合7ゴール7アシスト

    ■復調に期待

    昨夏、さらなる成長のためにフライブルクへと加入した堂安律。クリスティアン・シュトライヒ監督の下でより完璧な選手へと近づいた堂安はシーズンを通して7ゴール7アシストを記録、カタール・ワールドカップでも2得点を挙げるなど飛躍を感じさせる一年を過ごした。

    そんな堂安だが、抜歯などの影響もあってか今季はやや出遅れた印象だ。リーグ戦4試合すべてに出場しているものの(先発出場は2試合)、得点やアシストはなし。日本代表での6月シリーズでも2試合に出場し、トルコ戦では1アシストも記録したが、チームが好パフォーマンスを見せた中で存在感を発揮できなかったのもまた事実だ。

    今季のヨーロッパリーグではウェストハム、オリンピアコスなどと同組に。昨季はラウンド16でユヴェントスに敗れたが、今季はさらに上を目指したいところ。難敵や遠征が多くなる中、堂安には中心選手として活躍を期待したい。

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    守田英正(スポルティングCP)

    • 生年月日:1995年5月10日(28歳)
    • ポジション:MF
    • 昨季公式戦出場:41試合6ゴール4アシスト

    ■中心選手として臨む

    昨夏にスポルティングCPへとステップアップした守田英正。1年目からルベン・アモリム監督の下でレギュラーとして定着し、公式戦41試合に出場した。

    昨季までの相棒マヌエル・ウガルテが今夏にパリ・サンジェルマンへとステップアップしたが、守田は引き続き中盤の欠かせない選手に。アモリム監督も「彼はすでにサンタ・クララで良い選手だったが、(スポルティングで)とても成長した。彼はとても完成された選手だ」と称賛を惜しまない。

    日本代表での6月シリーズもドイツ戦で74分までプレーし、安定したパフォーマンスで勝利に貢献。一方で、クラブでもリーグ戦全5試合にフル出場しており、欧州の舞台を戦うスポルティングにとってもキープレーヤーとなるはずだ。

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    常本佳吾(セルヴェット)

    • 生年月日:1998年10月21日(24歳)
    • ポジション:DF
    • 昨季公式戦出場:20試合1アシスト

    ■負傷中でグループステージに間に合うか

    今夏に鹿島アントラーズからスイス1部セルヴェットへの移籍を決めた常本佳吾。昨年鹿島を率いたレネ・ヴァイラー監督の下で新たなスタートを切った。

    開幕戦から右サイドバックとしてレギュラーを確保していた常本だが、8月に負傷した模様。現在まで離脱が続いており、復帰時期は未定となっている。セルヴェットは昨季ファイナリストのローマなどと同組になったが、常本がグループステージのどの段階で戻ってこられるかは定かではない。チームはリーグ戦でもここまで1勝と苦戦が続いており、欧州の戦いでも厳しい戦いが強いられるだろう。

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    町田浩樹(ユニオンSG)

    • 生年月日:1997年8月25日(26歳)
    • ポジション:DF
    • 昨季公式戦出場:10試合

    ■中心選手としてワールドクラスとの差を測る

    昨季はグロインペインというケガにも苦しみ、公式戦10試合の出場にとどまった。しかし、ポテンシャルが認められ、今夏に完全移籍に移行。3年目を迎えた今季はレギュラーとしてシーズンを迎え、本人も「監督が変わって、やり方がだいぶ変わった。すごく成長させてもらっている」と手応えを語る。

    6月のインターナショナルマッチウィークでも日本代表に招集され、トルコ戦に先発出場。板倉滉、冨安健洋という日本の歴史上でも屈指のCBの間に割って入る存在として期待を高めている。

    長身ながら左利きのCBとしてビルドアップを得意とする町田。自身も攻撃のレベルアップを成長のために課しており、後方からの配給にも注目したい。グループステージではリヴァプールとの対戦も控えており、世界トップレベルとの差を測りに挑む。

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