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まさに移籍市場の“覇者”! ハーランド&デンベレら1500億円超え移籍金計上、ドルトムントの高額売却選手TOP10

ドイツ・ブンデスリーガで強豪の地位を確立しているドルトムント。ブラックとイエローのクラブはバイエルンの好敵手としてだけでなく、ここ数年間で将来有望な選手たちをいち早く手にし、スーパースターとして育て上げたのち、高額移籍金でメガクラブに送り出してきた。

ロベルト・レヴァンドフスキやピエール=エメリク・オーバメヤン、イルカイ・ギュンドアン、ウスマン・デンベレらは、その最たる例だろう。そして今夏には世界最高級のストライカーに成長したアーリング・ハーランドを7500万ユーロで売却。今回は、ドルトムントが売却してきた高額移籍金選手をランキング形式で振り返ろう。

シーズン

最高額移籍選手

移籍金

Total sales

2022/23

アーリング・ハーランド

€75M

€75M

2021/22

ジェイドン・サンチョ

€85M

€108.25M

2020/21

エメル・トプラク

€4M

€5.5M

2019/20

アブドゥ・ディアッロ

€32M

€132.25M

2018/19

クリスチャン・プリシッチ

€64M

€114.2M

2017/18

ウスマン・デンベレ

€140M

€275.95M

2016/17

ヘンリク・ムヒタリアン

€42M

€111M

2015/16

チロ・インモービレ

€11M

€42.55M

2014/15

ユリアン・シーバー

€2.5M

€4.8M

2013/14

マリオ・ゲッツェ

€37M

€47.38M

2012/13

香川真司

€16M

€34M

2011/12

ヌリ・シャヒン

€10M

€12.14M

2010/11

ネルソン・バルデス

€3.5M

€4.3M

2009/10

アレックス・フライ

€4.25M

€6.35M

2008/09

ムラデン・ペトリッチ

€7.3M

€12.3M

2007/08

エウゼビウシュ・スモラレク

€4.5M

€5.28M

2006/07

トマーシュ・ロシツキー

€10M

€16.95M

2005/06

エベルトン

€3.5M

€4.25M

2004/05

トルステン・フリンクス

€9.25M

€10.15M

2003/04

イェンス・レーマン

€3.5M

€3.7M

2002/03

ビクトル・イクペバ

€1M

€1.55M

2001/02

エヴァニウソン

€15M

€19.15M

2000/01

セルゲイ・バルバレス

€1.8M

€2.3M

Total

€1.05b (推定)

*参照 Transfermarkt

ドルトムントの高額売却選手TOP10

  • Ilkay Gundogan Manchester City 2021-22Getty Images

    10イルカイ・ギュンドアン | 2700万ユーロ | マンチェスター・シティ | 2016

    2011年から2016年までドルトムントに不可欠な存在として活躍したギュンドアン。ドルトムントではブンデスリーガ、DFBポカール、DFLスーパーカップの3つのトロフィーを手にした。公式戦157試合に出場し15ゴールを挙げた後、2016年の夏にマンチェスター・シティへと渡っている。

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  • Abdou Diallo PSG 07082021Getty

    9アブドゥ・ディアッロ | 3200万ユーロ | PSG | 2019年

    セネガル代表のミッドフィルダーは2018年の夏にマインツからドルトムントに加入。2019年にパリ・サンジェルマンに移籍する前の1シーズン、シグナル・イドゥナ・パルクでプレーした。公式戦38試合の出場で1ゴールを挙げている。

  • Mats Hummels Bayern München 14082016Getty

    8マッツ・フンメルス | 3500万ユーロ | バイエルン | 2016年

    ドイツ代表でも活躍したセンターバックは2009年から2016年までドルトムントに在籍。2度のブンデスリーガ制覇と2度のDFBポカール優勝、DFLスーパーカップでは3度の優勝を果たした。2016年に宿敵のバイエルンに3500万ユーロで移籍した後、2019年にドルトムントに復帰している。

  • MARIO GOTZE BAYERN MUNICHAFP

    7マリオ・ゲッツェ | 3700万ユーロ | バイエルン | 2013年

    ドルトムントで屈指のヤングスターとして名をあげたゲッツェ。ユース出身のアタッカーは2009年にトップチームデビューした後、2013年にバイエルン入りするまで4シーズンにわたってドルトムントで活躍した。ドルトムント在籍中には2度のブンデスリーガ制覇と2度のDFBポカール優勝、DFLスーパーカップも手にした。ドルトムントでの成績は公式戦103試合の出場で14ゴールだった。

  • Henrikh Mkhitaryan Manchester United 2016Getty Images

    6ヘンリク・ムヒタリアン | 4200万ユーロ | マンチェスター・ユナイテッド | 2016年

    アルメニア代表のアタッカーは、2013年から2016年までの3年にわたってドルトムントでプレー。ここでの印象的なパフォーマンスにより、2016年に高額でマンチェスター・ユナイテッド移籍を果たした。2014年にDFLスーパーカップ優勝を経験したMFは、公式戦140試合に出場して41ゴールをマークした。

  • Pierre-Emerick Aubameyang Arsenal 2021-22Getty

    5ピエール=エメリク・オーバメヤン | 6375万ユーロ | アーセナル | 2018年

    ガボン代表のスタープレーヤーは、2013年にサンテティエンヌからドルトムントに加入。ファンやサポーターからの絶大な人気を集めた。推進力溢れるアタッカーはドルトムントで4シーズン半にわたってプレーし、2017-18シーズンの冬の移籍市場でアーセナルへ移籍。在籍中には3つのトロフィーを獲得し、公式戦213試合で141ゴールを挙げた。

  • Christian Pulisic Chelsea vs West Ham Premier League 2021-22Getty Images

    4クリスチャン・プリシッチ | 6400万ユーロ | チェルシー | 2019年

    ドルトムントユース出身のプリシッチはまさに、このクラブで成長を遂げた選手だった。2016年のプロデビュー後は3シーズンにわたって活躍し、多くのクラブから注目を集める存在に。2019年にチェルシーへと渡ったアメリカ代表のアタッカーは、公式戦127試合で19ゴールを挙げていた。

  • Erling HaalandGetty Images

    3アーリング・ハーランド | 7500万ユーロ | マンチェスター・シティ | 2022年

    今夏の移籍市場で最も話題となった移籍と言っていいだろう。このノルウェー代表ストライカーは2020年1月にザルツブルクからドルトムント入り。在籍した2年半で世界最高クラスのセンターフォワードであることを認めさせた。公式戦89試合で86ゴールを量産したハーランドにマンチェスター・シティが契約解除金の満額を支払ったことは特段驚きではなかったはずだ。

  • Jadon Sancho Manchester United Getty Images

    2ジェイドン・サンチョ | 8500万ユーロ | マンチェスター・ユナイテッド | 2021年

    2017年にマンチェスター・シティのユースからドルトムント入りしたサンチョは、ドルトムントで4シーズンにわたってプレー。いくつかの個人賞も手にしたイングランド代表のアタッカーは、2018-19シーズンと2019-20シーズンのブンデスリーガベスト11にも名を連ねた。4年間の在籍中に公式戦137試合に出場して50ゴールをマーク。2021年の夏に8500万ユーロもの大金を残して母国クラブのマンチェスター・Uへ移籍した。

  • OUSMANE DEMBELE BARCELONAGetty Images

    1ウスマン・デンベレ | 1億4000万ユーロ | バルセロナ | 2017年

    フランス代表のウインガーは、2016年にレンヌからドルトムント入り。ただ、ドルトムントでのプレーは1シーズンのみとなった。公式戦50試合で10ゴールをマークしたことで多くの人にその才能をアピール。2017年の夏にクラブの移籍金レコードでバルセロナへと渡った。

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