Luton Town v Arsenal FC - Premier LeagueGetty Images Sport

「アーセナル関係者としては嬉しくないよね」古巣の優勝を阻む可能性あるチームは?アンリが持論

  • 現在プレミアリーグで首位を走るアーセナル。11試合を終えて8勝2分け1敗、20得点5失点と見事な成績を収めており、勝ち点26で2位マンチェスター・シティに4ポイント差をつけている。そしてインターナショナルウィーク明けの第12節で、トッテナムとのノースロンドンダービーに挑む。

    そんなアーセナルについて、同クラブ史上最多得点者であるティエリ・アンリ氏が『Betway』で言及。偉大なレジェンドは、古巣にエールを送った。

    「代表戦明けに厳しい試合を戦うのは昔から苦手だったよ。幸い、アーセナルの相手も代表選手が多いチームだ。ノース・ロンドン・ダービーだし、絶対に激しくなる。しかも相手は、アウェイで未だ無敗だしね

    「(前節)サンダーランド戦では、アーセナルが普段相手に仕掛ける戦術を逆に味わった。ロングボールを多用する戦術は、プレミアリーグ時代に私が経験した状況を思い出したよ。あの頃はどのチームにもプレッシャーをかけられなかった。フリーキック、スローイン、ゴールキックの全てが自陣ペナルティエリア内で発生し、突然ボールを奪い取らねばならなかったんだ」

    「トッテナム戦では何が起こるか見ものだよ。 チームは確実に準備を整えている。こうした試合で何をすべきか、誰かに言われる必要はないんだ。今がどんな時か分かっているはずだ。目を覚まさねばならない。それが分からないなら、自分が誰のためにプレーしているのか理解していないということだよ」

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  • Pep GuardiolaGetty Images

    過去3シーズンは2位に終わっているアーセナル。しかし今季こそ、2003-04シーズンの無敗優勝以来となるリーグ制覇への期待は高まっている。だがアンリ氏は、4ポイント差で2位につけるマンチェスター・シティを警戒している。

    「彼らには非常に感銘を受けたよ。ビルドアップの早い段階でウインガーを内側に引き上げる戦術を、ペップが採用するとは思いもしなかった。左ウインガーを右サイドに配置するのもね。過去のペップなら、絶対にありえなかったことだよ。マンチェスター・ユナイテッド戦のように、両ウインガーがボールサイドに配置されるなんてね」

    「ペップは解決策を見出した。スタメン11人を見つける必要があったが、今や左サイドはジェレミー・ドクが確固たる存在となり、右サイドはラヤン・シェルキやサヴィーニョが時々入れ替わる。フィル・フォーデンが調子を戻しつつあるのも変化をもたらすが、個人的には彼が右サイドの10番ポジションで、左足を使って相手を仕留める方が優れていると思う。 そして、ロドリが一定レベルに戻るのを我々はまだ待っている。ニコ・ゴンサレスがリヴァプール戦で好プレーを見せたとはいえ、そこがほんの少し足りないと思うよ」

    「ニコ・オライリーが誰もが期待していた選手像を見せ始め、前線には寝ていても得点できる怪物がいる。アーセナルファンなら、まさにこのチームが追いかけてくるのを最も避けたいだろう。彼らは勝つ術を知っているからだ。彼らが本来のレベルを取り戻す姿を見るのは、アーセナル関係者としては決して喜ばしいものではない。連勝街道を突き進むチームのように見える。 ペップは新たなアシスタント2人と新たな戦術への適応を迫られていた。シティが調整中だった間にアーセナルが勝ち点を奪えることを願っていたが、まさにそれが実現した。とはいえ、これは最初から戦いになるのは明らかだった」

  • またアンリ氏は、再びノースロンドンダービーに言及。在籍8年間での11試合7勝4分け無敗、5ゴール2アシストを記録したレジェンドは、こう振り返っている。

    「私はアーセナルファンとして育ったわけじゃないし、移籍当初はファンにとってスパーズに勝つことがどれほど重要か理解できなかった。でも、クラブにはパット・ライスやポール・ジョンソン、アーセナルファンであるスタッフたちがいて、『絶対に勝たなきゃいけない』と教えてくれたんだ。『マンチェスター・ユナイテッド戦の方が重要だ。首位を追うなら下位チームを気にするな』とね」

    「でもトッテナム戦の重要性に気づいて、その記録を守りたいと思うようになった。だからハイベリーでのノースロンドン・ダービーで得点した時、あんなに激しく喜んだんだ。 チャンピオンズリーグ準決勝を控えていたため、監督は私を休ませると言った。私は『何だって?トッテナム戦で休ませるのか?』と反論した。そして、途中出場で同点弾を決めたんだ。足の内側でボールをコントロールし、即座につま先でファーサイドの隅に流し込んだ。だからあんなに狂ったように祝ったんだよ。ハイベリーでの最後のダービーで、トッテナムに初めて負けたくなかった。それが私にとって特別な意味を持つようになった。アーセナルのファンになったから、彼らに負けなかったことは永遠に胸に刻むだろう」

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    23日にノースロンドンダービーを戦うアーセナルだが、26日にはチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンと、30日には敵地でチェルシーと対戦するなど、厳しい日程が待ち受けている。

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