クラブW杯の出場を逃したクラブ・アメリカ、ジャルディーネ監督は「非常に傷ついている」と落胆

クラブ・アメリカのアンドレ・ジャルディーネ監督は、1週間足らずでファンに2つのショックを与えた。

リーガMX3連覇という偉業を成し遂げたものの、トルーカ杯決勝で敗れ、土曜日の夜にはLAFCに2-1で敗れてクラブワールドカップを逃した。

指揮官は「我々は非常に傷ついている。彼ら（ファン）の痛みは私たちの痛みだ、それでも信じ続けてほしい」とサポーターに謝罪した。

「これは一緒に乗り越えなければならない困難な時期だ。そして正しい方法で乗り越えてみせる。次の大会に向けて強くなる方向に進むという完全な自信を持っているから、信じ続けてほしい。 私たちは本当に次のステップを踏み出したいが、何かがまだ欠けており、次に進むためのそれが何であるかを見つけるつもりだ」

ジャルディーネ監督は、チームがフラストレーションを抱えていると認めた一方で休息も必要だと口にした。

「いまのところ、まずは休息だ。間違いなく、非常に厳しい連戦の後、チームは非常に疲れている。来シーズンに向けて強く戻る方法を見つけなければいけない」

クラブ・アメリカは、レオンのルール違反による失格によって空いたクラブワールドカップの枠をかけた一発勝負でLAFCに敗れ、予想よりも早くオフシーズンに突入した。

ジャルディーネ監督とチームにとって大きな打撃であり、チャンピオンズカップ準々決勝でクルス・アスルに敗れ、クラウスラ決勝でトルーカに負けた後、ラス・アギラスはクラブワールドカップにも出場できないことが決定した。

同試合を最後に、ディエゴ・バルデス、ジャヴェーロ・ディルロスン、ブライアン・ロドリゲス、ネストル・アラウホらが退団する見込みだ。

クラブ・アメリカはLAFC対して、これまでの4回の対戦で1度も勝利していなかった。

クラブ・アメリカのMFジョナタン・ドス・サントスは、自らの心境を吐露した。

「これがアメリカだ。メキシコのほとんどの人が私たちが負けることを望んでいる。多くのチーム、多くの人々が私たちに起こったことを喜んでいるだ。しかし、これは私たちの人生の一部であり、これがサッカーだ。時には勝ち、時には負けるよ」

LAFCは6月16日にアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムでチェルシーと対戦し、クラブワールドカップデビューを果たす。その後、6月20日にエスペランス・ド・チュニスと対戦し、6月24日にフラメンゴと対戦してグループステージを締めくくる。