バイエルンは獲得する時期を間違えた？ラングニックはケイン獲得が間違いだったと指摘「それが私のアプローチだ」

かつてマンチェスター・ユナイテッドなどを率いたラルフ・ラングニック氏は、バイエルンが2023年にハリー・ケインを獲得すべきではなかったと主張した。その理由は、クラブが彼の獲得時にトッテナムに支払った移籍金を回収することができないからだという。代わりに、より高い価値を持った若い選手に焦点を当てるべきだったと彼は考えているようだ。

ケインは昨シーズン、バイエルンでブンデスリーガを制覇。ついに悲願の初タイトルを獲得した。また、ケインはすでにクラブで93試合、83ゴールを記録している。ただ、そのような記録を叩き出していても、ラングニック氏はバイエルンが投資すべき選手ではなかったと考えていると明かした。

ラングニック氏は『スポルト』に次のように語った。

「バイエルンは20歳の時にハリー・ケインを獲得すべきだった。ハリー・ケインのような選手は18歳か20歳で獲得し、可能な限り長く保持しなければならない。それが私のアプローチだ。しかし繰り返すが、すべてのクラブは自分で決めなければならない。このタイプの選手をより早く発見する努力をしなければならないんだ」

「彼は多くのゴールを決め、リーグを制覇し、ドレッシングルームの雰囲気に良い影響を与えた。そして、彼らはブンデスリーガを勝ち取ったが、それはバイエルンにとって当然のことだ。しかし、彼らはカップを勝ち取ることができなかった。チャンピオンズリーグも勝ち取っていない。今後2年間で何が起こるかを見守る必要がある。それが良い獲得ではなかったと言っているわけではないが、私のアプローチは違うだろう」

バイエルンとケインは火曜日、クラブワールドカップでベンフィカと対戦する。