「ジュード・ベリンガムのテンプレート」 イングランド代表MFウォートンがクリスタル・パレスからレアル・マドリー移籍の可能性

『スカイスポーツ』の解説者、デビッド・プラットン氏は、ウォートンがレアル・マドリーへの道を歩む可能性について、「ジュード・ベリンガムのテンプレート」に倣うと評し、2024年初頭にシニアでの経験がほとんどないままチャンピオンシップから引き抜かれた後、いかにうまくプレミアリーグに適応したかを指摘した。これらのコメントは、今週初めにラ・リーガ王者が21歳の選手獲得を画策しているというニュースが浮上した後に明かされた。

イーグルスが昨年、経験の浅いこのMFに2200万ポンドを投じた際には、一部で眉をひそめる声もあったが、プレミアリーグでの素晴らしい活躍を受けて、ウォートンがイングランド代表に召集されたことで、その移籍金は6か月もしないうちに正当化された。そして今、一部では7000万ポンドという移籍金が囁かれる中、パレスは高く評価された若き才能から大きな利益を得ることになりそうだ。

「私は今でも、あのレベルでの潜在能力や未知の才能に対する賭けだったと思っている。しかし、彼はその環境にうまく適応した。正直に言って、ブラックバーン・ローヴァーズからレアル・マドリーへの移籍が、これほど短期間で実現するとは誰も予想していなかっただろう。しかし、ピッチ上での動きや控えめな態度、プレッシャーへの対応能力（イングランド代表チームであろうとプレミアリーグのサッカーであろうと）を見ると、トップクラブで活躍できる素質を多く備えていることが分かる。ジュード・ベリンガムの例がある。彼はトップチームに昇格し、海外移籍を果たし、そしてレアル・マドリーへの移籍という大仕事を成し遂げた」

ウォートンは最近ヘルニア手術から復帰したばかりであり、おそらく1月に万全の体調であったならば、もっと注目を集めていただろう。マンチェスター・シティは、彼を追わないことを決めたと伝えられているが、レアル・マドリードの関心に加え、リヴァプールとマンチェスター・ユナイテッドの両方が21歳の選手との契約に強い関心を示しているという。現在、パレスは中位にしっかりと定着しているが、スター選手を長く引き留めておくのは難しいかもしれない。