Takefusa KuboGetty Images

久保建英から漂うワールドクラスの“格”…「私たちのアイドル」が繋ぐソシエダと日本【現地発】

久保建英が止まらない。

今季開幕から1ゴール1アシストを記録し、3試合すべてでMVPを獲得していた久保。第4節グラナダ戦はコンディションが心配されたものの、この日も先発で出場した。すると開始9分、DFラインの背後に飛び出してGKとの一対一を制し、先制ゴールをマーク。さらに追いつかれて迎えた44分には、カットインから技ありのシュートを叩き込んだ。76分にはオウンゴールにつながるラストパスも送るなど、圧巻のパフォーマンスを披露。5-3の勝利の立役者となった。

これで4試合連続MVPを獲得した22歳の日本代表MFに対しては、現地複数メディアが最高評価を与えるなど絶賛が相次いだ。そして、バスク出身ジャーナリストもその姿に心を奪われている。久保がソシエダに与える競技面の結果だけでなく、その感情や日本との関係性について綴る。

文=ナシャリ・アルトゥナ(Naxari Altuna)/バスク出身ジャーナリスト

翻訳=江間慎一郎

以下に続く