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スペイン代表、21世紀の最強ベストイレブン。世界を席巻した主要国際大会3連覇の伝説メンバー
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ゴールキーパー:イケル・カシージャス
代表歴:2000年~2014年
イタリア代表のジャンルイジ・ブッフォンらと並び、国別代表に限定せずとも21世紀最高の守護神に挙げられるレジェンドを選出。2008年EURO、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、2012年EUROと3連覇した主要国際大会のすべてで主将を務め、攻撃的なチームを支え続けた功績は計り知れない。
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右サイドバック:カルレス・プジョル
代表歴:2000年~2012年
アンケートではセンターバックとして4人の候補者の中でも63.8%という断トツの得票率を記録したが、代表デビュー当初に務めていた右サイドバックとして選出。本職の右SBとしてはダニエル・カルバハルも票を集めたが、同選手は代表においてタイトルを獲得することができていない。華麗な“ラ・ロハ”の中で異質なまでに泥臭いプレーに徹したプジョルは、常に声を張り上げてピッチに情熱を注入した。
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センターバック:ジェラール・ピケ
代表歴:2009年~2018年
2018年ロシアW杯終了後に複雑な問題でファンから批判を受けたとして引退を表明。寂しい最後となったが、2010年W杯、2012年EURO制覇に大きく貢献したことは忘れてはならず、特に2010年W杯ではバルセロナでもコンビを組んだプジョルとともに大会通算2失点という強固な守備を構築した。
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センターバック:セルヒオ・ラモス
代表歴:2005年~現在
カシージャス氏の167試合を抜き、代表史上最多170試合の出場を誇る現主将を選出。歴代3位のシャビ・エルナンデスが133試合であることを鑑みれば、この記録が破られることはしばらくないだろう。言わずと知れた世界最高DFの1人であるうえ、上背のある選手が少ないスペイン代表においてセットプレーでも重宝され、DFとしてはフェルナンド・イエロに次ぐ歴代2位の21ゴールをマークしている。
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左サイドバック:ジョルディ・アルバ
代表歴:2011年~現在
スペイン代表として獲得したタイトルは2012年EUROにとどまっているが、アンケートでは一騎打ちとなったジョアン・カプデビラに大きく差をつける87.2%の票を獲得。タイトル数では2008年、2010年に戴冠を果たしたカプデビラに一歩劣るが、2012年のEURO決勝イタリア代表戦で記念すべき代表初ゴールを記録し、その超攻撃的なスタイルも相まって大きなインパクトを与えた。
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守備的MF:セルヒオ・ブスケッツ
代表歴:2009年~現在
熾烈なポジション争いが繰り広げられるスペインの中盤において、代表デビュー当初から絶対的地位を確保。アンカーとして最も完成された選手の1人であり、出場試合数もS・ラモスに次ぐ現役代表2位の116試合だ。ラ・ロハが国際舞台で覇権を握るうえで欠かせない存在であり、幾度となく相手の攻撃の芽を摘み取ってきた。
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守備的MF:シャビ・アロンソ
代表歴:2003年~2014年
スペイン代表としてはアンカーやダブルボランチの一角、インサイドハーフなど中盤の複数のポジションを務め、いずれのポジションでも超一流のプレーを披露。特にブスケッツとコンビを組んでトップ下のシャビ・エルナンデスの後方に位置した2012年EUROでは、決勝トーナメント1回戦で相性の悪いフランス代表相手に2得点を記録し、優勝の立役者の1人に。また、スペシャリスト揃いのスペインの中盤において、自らもキック精度という絶対的
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セントラルMF:シャビ・エルナンデス
代表歴:2000年~2014年
2008年から2012年にラ・ロハが世界の覇権を握るうえで欠かせなかった存在。戦術眼に優れる選手が多い代表の中でも特に卓越した頭脳を備え、ボールを動かす哲学を体現したことで、W杯やEUROの予選において大きな期待を抱かせながらも本大会で結果を残せず揶揄する際にも用いられていた“無敵艦隊”という呼称を輝かしいものとした。栄光の幕開けとなった2008年EUROでは、大会最優秀選手賞を受賞している。
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右ウイング:ダビド・シルバ
代表歴:2006年~2018年
シャビ・エルナンデス、セスク・ファブレガス、アンドレス・イニエスタとともに“クアトロ・フゴーネス”(4人の創造者)と呼ばれる中盤を組織した。出場数が歴代6位を誇るだけでなく、得点数は37得点で歴代4位。中盤の選手ながら、3位フェルナンド・トーレスの38得点まであと一歩に迫った。世界屈指のテクニックだけでなく唯一無二のセンスでアクセントをつけ、守備に徹することが多かった対戦相手を粉砕するうえで欠かせない役割を担った。
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左ウイング:アンドレス・イニエスタ
代表歴:2006年~2018年
ウイング・攻撃的MF部門のアンケートでD・シルバにすら大差をつけて81.1%の支持を集めた。スキルや貢献度の高さは言うまでもないが、2010年W杯決勝で決勝点を沈めて亡き親友ダニ・ハルケにカップを捧げたエピソードはあまりにも有名だ。その試合ではMOMに輝き、2012年のEUROでも大会最優秀選手に選出されている。21世紀の国際舞台で主役となった選手の筆頭格だ。
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センターフォワード:ダビド・ビジャ
代表歴:2005年~2017年
2008年EURO、2010年W杯と主要大会で連続して得点王に輝いた。通算では、ラウール・ゴンサレスの44得点、フェルナンド・トーレスの38得点を上回り、歴代最多得点者となっている。スペイン史上最高のストライカーとして歴史に名を残し、見事に華麗なパスワークに適応して見せたビジャの存在がなければ、ラ・ロハに栄光は訪れなかったかもしれない。
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