日本代表と激突のメキシコ代表、要警戒の欧州組選手たち

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日本代表は、日本時間18日の国際親善試合でメキシコ代表と対戦する。W杯常連国でFIFAランキングでも日本(27位)を上回る11位に位置するメキシコ。ここでは注目の一戦を前に、今回の代表に招集されている“エル・トリ”の警戒すべき欧州組選手を紹介する(※エクトル・エレーラは負傷離脱)。

  1. DFネストル・アラウホ(セルタ)
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    DFネストル・アラウホ(セルタ)

    比較的小柄な選手が多い中で、アラウホは188センチを誇る大型DFだ。2011年に代表デビューを飾り、これまで40キャップを記録している。高い打点から繰り出されるヘディングはもちろん、ビルドアップで見せる技術の高さが魅力。正確な縦パスとロングボールでチームの攻撃を最後方から支える。クラブレベルでは、2018-19シーズンからスペインでのセルタでプレー。1年目からリーグ戦32試合に出場し、主力の一人として活躍した。イエローカードの多さが玉に瑕だが、それも泥臭い守備を行えることの証明であり、メキシコ守備陣には欠かせない存在となっている。
  2. MFエドソン・アルバレス(アヤックス)
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    MFエドソン・アルバレス(アヤックス)

    母国の名門クラブ・アメリカ下部組織出身で現在23歳のアルバレスは、18歳でトップチームデビュー。2016年にはクラブ・ワールドカップに出場するために来日も果たしている。3シーズンをメキシコで過ごすと、2019年にオランダの名門アヤックスに推定1500万ユーロの移籍金で引き抜かれた。元々はCBでプレーしていたが、オランダでは主に守備的MFとしてプレー。激しいタックルをいとわず、長い手足を活かした球際の強さ、鋭い読みで相手の攻撃の起点を潰せる選手だ。また足下の技術も高く、推進力溢れるドリブルは要警戒。メキシコ代表では2017年にデビューすると、以降レギュラーの座を譲らず。2019年にはCONCACAFゴールドカップ優勝にも貢献している。
  3.  MFディエゴ・ライネス(ベティス)
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    MFディエゴ・ライネス(ベティス)

    ライネスは、『Goal』の若手賞である『NxGn(ネクスト・ジェネレーション)』で2018年と2019年に続けてランクインするなど、世界でも指折りの若手スターだ。2018-19シーズンから母国メキシコを離れ、ベティスへと移籍し、ラ・リーガで経験を積んでいる。1年目はリーグ戦3試合の先発、2年目の昨季は2試合の先発と、なかなかチャンスは与えられていないものの、20歳ということもありこれからの伸びしろは十分。ウイングポジションを主戦場とし、細かいタッチで相手をいなしていくドリブルは、リオネル・メッシや久保建英に近いものを感じさせる。今後のメキシコ代表の攻撃陣を担うレフティだ。
  4. FWヘスス・コロナ(ポルト)
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    FWヘスス・コロナ(ポルト)

    母国モンテレイで17歳時にトップチームデビューを果たしたヘスス・コロナ。2013年にオランダ・トゥエンテへ移籍して欧州でのキャリアをスタートさせると、2015年にポルトガルの名門ポルトへと引き抜かれた。在籍6シーズンで公式戦231試合に出場、本職は右ウイングであるが、サイドバック、中盤、トップまであらゆるポジションでプレーできるユーティリティな選手である。巧みなステップと切れ味あるドリブルで相手を剥がし、精度の高いキックでのチャンスメイクも可能。この27歳FWの意外性のあるパス、ミドルシュートには注意が必要だ。2014年のメキシコ代表デビュー以降45試合に出場している主力だが、直近の韓国代表戦で軽傷を負っており、日本戦の出場は微妙な状況だ。
  5. FWイルヴィング・ロサーノ(ナポリ)
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    FWイルヴィング・ロサーノ(ナポリ)

    メキシコ代表アンダー年代の世代別代表の常連となるなど、若くしてそのポテンシャルを高く評価されてきたロサーノ。2018年のロシアW杯ドイツ代表戦での決勝ゴールを含むハイパフォーマンスにより、その名を世界に轟かせた。2017年に母国パチューカから初の欧州挑戦となったPSVでの2年間で公式戦79試合40ゴールの活躍を披露すると、2019年にはナポリ入り。昨季はレギュラーになりきれなかったものの、今季は定位置を掴んでおり、セリエAでの6試合で4ゴール1アシストをマーク。その鋭いドリブルとフィニッシュ精度の高さを発揮している。フル代表でも25歳ながら既に39試合に出場。10ゴールを挙げている。
  6. FWラウール・ヒメネス(ウォルヴァーハンプトン)
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    FWラウール・ヒメネス(ウォルヴァーハンプトン)

    ヒメネスは現メキシコ代表不動のエースストライカーだ。2018年に加入したウォルヴァーハンプトンで才能を開花させ、昨シーズンの公式戦55試合で27ゴール10アシストをマーク。強靭なフィジカルを活かしたポストワークやヘディングの強さは特筆もの。現在29歳のセンターフォワードに対しては、本人が先日に母国メディア『TUDN』に「ユヴェントスとマンチェスター・ユナイテッドが僕を欲しがっていた。アプローチがあった」と口にしたように、メガクラブも注目する選手に。今季もリーグ戦8試合で4ゴールを挙げ、直近の韓国代表戦でもネットを揺らしている。日本にとって最も脅威となる選手だ。