ロベルト・レヴァンドフスキは、バルセロナのチームメイトである17歳ラミン・ヤマルへアドバイスを欠かさない。酸いも甘いも噛み分けてきた36歳は、過剰なまでにプレッシャーに晒される現代において、忍耐力とプロ意識の重要性を強調し続けてきた。『Pilka Nozna』誌のインタビューで、こう語っている。
「僕のキャリアの序盤とは状況が違うよね。月曜日に新聞が出るまで待たなきゃいけなかったから。ネットは発展途上だったからね」
この発言は、全く異なる2つの時代を最高レベルで経験し続けていることを証明するものだ。過去20年間で、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドに並び立つようなキャリアを送っているのは彼くらいのものだろう(役割は違うが、ルカ・モドリッチも当然そうだ)。2人が欧州トップレベルを去った今、36歳になった今でもゴールを量産し続け、チャンピオンズリーグ優勝の可能性を残すのはレヴァンドフスキしかいない。持続性という意味では、史上最高の選手の1人なのだ。






