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Keane CarrickGetty/Goal

ファーディナンドがキャリックを軽視するキーンらを猛批判「一体どこから目線で言っているんだ?」

  • 2026年初頭、ルベン・アモリム監督が成績不振により解任された当時、マンチェスター・ユナイテッドは111年ぶりという歴史的低迷の真っ只中にあった。後を継いだダレン・フレッチャー暫定監督(U18から昇格)も、バーンリー戦でのドローやブライトンへのFAカップ敗退を食い止められず、チームは今季の主要タイトル争いから脱落した。

    そこで白羽の矢が立ったのが、かつてジョゼ・モウリーニョ監督やオーレ・グンナー・スールシャール監督の下でコーチを務め、ミドルズブラで監督としての実績を積んでいたキャリック氏だった。

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  • michael-carrick(C)Getty Images

    キャリック監督は就任直後から2つのビッグマッチに勝利し、チームをプレミアリーグ4位以内へと押し戻した。「オールド・トラッフォードにポジティブな空気を取り戻した」とファンが歓喜する中、元主将のロイ・キーン氏は『スカイスポーツ』で冷や水を浴びせた。

    「たとえユナイテッドが今シーズン残りすべての試合に勝ったとしても、私は彼を正式採用はしない。彼らにはもっと大物で、経験豊富な監督が必要だ。それだけだよ」

    ギャリー・ネヴィルもこれに同調する。

    「彼がユナイテッドを再びリーグ優勝に導く男だとは信じられない。今はシーズン終了まで仕事を全うしてもらい、その後はトーマス・トゥヘルやカルロ・アンチェロッティのような、ワールドクラスの系譜を継ぐ人物にバトンを渡すのが正しい道だ。それが今の彼の役割だよ」

  • これらのコメントに唖然としたのがファーディナンド氏だ。自身のポッドキャスト番組『Five Presents』で、彼は次のように吠えた。

    「マイケル・キャリックはやって来て、トレンチコートの襟を立ててこう言ったんだ。『みんな、俺についてこい。今の戦力に合う構造を作り、戦いにくく、ハードワークし、相手を脅かすチームにするぞ。ちなみに、最初の2試合はシティとアーセナルだ』とね。そして彼は勝ち点6をもぎ取った!それなのに、彼が何を成し遂げようと正式監督の機会を与えるべきではないと言う連中がいる。一体どこからそんな言葉が出てくるんだ?信じられないほど無礼じゃないか。どんな根拠があって、この男にはクラブの鍵を渡す資格がないなんて言えるんだ?狂っているよ」

    ウェイン・ルーニー氏もファーディナンド氏の意見に賛成しているようだ。

    「マイケルには、自分がその仕事にふさわしい能力があることを証明するチャンスがある。ここ2週間の結果とパフォーマンスを見れば、彼に十分な資質があるのは明らかだ。このまま結果を出し続ければ、取締役会へのプレッシャーは相当なものになるだろう。以前のスールシャールの時とは少し違う空気を感じるよ」

  • Ole Gunnar Solskjaer Manchester UnitedGetty

    マンチェスター・ユナイテッドには、2018年に暫定監督から正式採用されたスールシャール氏の前例がある。当時はファーディナンド自身も正式採用を強く後押しした一人だった。しかし、スールシャール体制では最終的にタイトル獲得には至らなかった。

    サー・ジム・ラトクリフ率いるINEOS(イネオス)体制下の取締役会は、クラブに「勝利の習慣」を取り戻すための安定性と継続性を切望している。次の監督人事を絶対に失敗できないという重圧の中、キャリック氏という「内部を知る才能」に賭けるのか、それとも実績ある大物を招聘するのか。レジェンドたちの議論は、そのままクラブの進むべき道への問いかけとなっている。

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