- バイエルンがミランからレオン獲得に向けて交渉中
- ウイングはサネの後釜と見られている
- バッベル氏がクラブに獲得を進めないよう警告
Getty/GOALバイエルンOBが古巣にレオンを獲得しないよう警告?一方でドイツのレジェンドは完璧な新戦力と指摘
ミランのラファエル・レオンは、ガラタサライに移籍したレロイ・サネの後釜としてバイエルンの獲得リストに載っているとしばらく前から報じられている。もともとバイエルンはリヴァプール行きが決まったフロリアン・ヴィルツを狙っていたが、そこに断られたためレオンに方向転換した。『スポルト・ビルト』によると、5月末にミュンヘンでバイエルンとレオンの代理人は秘密裏に会談を行い、スポーツディレクターのマックス・エベル氏が既に電話で彼と話したとされている。
Getty Images Sportただ、ブンデスリーガ王者であるバイエルンの上層部は、レオンの時折見せる守備面での欠点について依然として疑問が残っている模様。さらにレオンは昨シーズン、ミランで常にレギュラーというわけではなく、ポルトガル代表として出場したネーションズリーグで優勝した時もベンチから出場していた。バイエルンやリヴァプールで活躍したOBのマルクス・バッベル氏は、レオン獲得は悪いアイデアだと述べた。
バッベル氏は『Sport Wetten Ohne Verifizierung』のインタビューで見解を明かした。
「バイエルン・ミュンヘンがラファエル・レオンを獲得しないことを願っている。なぜなら彼はレロイ・サネ2.0だからだ。彼が2試合連続で良いプレーをするのを見たことがない。だから移籍市場で彼の名前が挙がり、バイエルンへの移籍と関連付けられるときはいつも驚いている。」
実際、レオンはミランで公式戦50試合12ゴール、13アシストを記録。2024-25シーズンは特に際立った成績を残したわけではなかった。最近はバルセロナへの移籍についても報道が流れており、レオンがロナルド・アラウホとのトレードで移籍する可能性が示唆されている。
しかし、バッベル氏とは異なり、『スカイ』の解説を務めるドイツのレジェンドであるローター・マテウス氏は依然としてレオンがバイエルンにとって完璧な新戦力だと指摘している。
「レオンはウイングでも中央でもプレーできる。扱いやすい選手ではないが、すべてのアーティストには癖があり、彼はダイナミズムをもたらす選手だ」
AFPバイエルンは、レオンに加えてパリ・サンジェルマンのブラッドリー・バルコラとアトレティック・クルブのニコ・ウィリアムズにも興味を示しているとのこと。ウィリアムズはバルセロナへの移籍を目指しているため可能性が低いとされており、『スポルト・ビルト』によるとバイエルンにとって高すぎる給与を要求しているという。
『ビルト』によると、26歳のバルコラは代理人を変更し、8月からエベル氏がよく知る元プロ選手のムサ・シソコに代理人を依頼するという。だが、PSGは彼を売るつもりはないと主張している。



