いよいよ開幕するプレミアリーグの2025-26シーズン。イングランド各地の20チームが、夏に大きな投資を行い、戦術計画を調整してきたトップリーグの試合が週末に控えている。
今は予想の季節。ここGOALも同様である。先週はゴールデンブーツの有力候補から最初に解任される監督、サプライズや最高の補強選手など、我々ライターが主要な問題について意見を述べてきた。
そして今回は、降格候補、これからの9カ月間で残留争いをする可能性が高いチームについて予想する。
Getty/GOAL
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今は予想の季節。ここGOALも同様である。先週はゴールデンブーツの有力候補から最初に解任される監督、サプライズや最高の補強選手など、我々ライターが主要な問題について意見を述べてきた。
そして今回は、降格候補、これからの9カ月間で残留争いをする可能性が高いチームについて予想する。
Getty Images Sportマーク・ドイル: バーンリーとリーズは昨シーズンのチャンピオンシップでそれぞれ勝ち点100を獲得し、プレーオフ優勝チームのサンダーランドも夏に印象的な契約を結んだ。だが、昇格チームが残留するのは難しい。上位リーグと二部リーグの間の格差は近年、大きなものとなっており、そのためトッテナムは昨シーズンたった38ポイントしか取れなかったにもかかわらず、降格の危険にさらされることはなかった。したがって、昇格した3チームが3年連続で降格するのは避けられない空気が漂っている。もしそうなれば、イングランドのフットボールを破滅させている経済格差の最も痛烈な証拠となるだろう。
Getty Images Sportエイミー・ルスカイ: ブレントフォードは、この夏に重要な人物を多く失い、ピッチ上でもベンチも不安な状況にある。新監督のキース・アンドリュース監督には大きな負担である。バーンリーは強固な守備でしばらくは耐え続けるが、ジェームズ・トラフォードの退団により弱体化し、得点力が求められることになるが、彼らには火力が欠けている。一方、リーズのプレミアリーグ復帰は楽しみだが、残留に関しては補強に疑問を感じる。ダニエル・ファルケ監督も序盤からプレッシャーにさらされる可能性があるだろう。
Getty Imagesスティーブン・ダーウィン: 昨シーズン昇格した3チームが2年連続で1年での降格に陥っていることは、少々気になる点である。この傾向はすぐに収束しそうにない。3チームとも有力な選手を獲得したとはいえ、他のチームと比べると、依然としてはるかに弱い戦力構成となっている。サンダーランド、バーンリー、リーズにとって、これからは長く厳しいシーズンが待ち受けていることだろう。
Getty Images Sportリチャード・マーティン: バーンリーのスコット・パーカー監督はフラムでプレミアリーグから2度降格した過去がある。そのうち1回は暫定監督としてであり、ボーンマスでトップリーグに戻った際には、わずか4試合で解任された。バーンリーは昨シーズン、素晴らしい守備でチャンピオンシップの歴史に名を刻んだが、それだけでは残留は難しいだろう。それだけでは上位を維持するには不十分です。
一方で、ブレントフォードのトップリーグでの5年間の滞在は、終わりを迎えようとしている。トップスコアラーのブライアン・エンベウモやキャプテンのクリスティアン・ノアゴール、ゴールキーパーのマルク・フレッケンを失ったことで、その可能性が高まっている。また、ヨアネ・ウィサとも別れる可能性がある。しかし、最悪なのは、この数年間の躍動の立役者であるトーマス・フランク監督と袂を分かち、新人のキース・アンドリュース監督を後任に迎えたことだ。
サンダーランドは、プレーオフで幸運に恵まれてトップリーグに復帰した。だが、多額の資金を投入したものの、本格的に競争できる準備はできていないと感じている。
Getty Images Sportトム・マストン: プレミアリーグで短くても3年間の資金を得たチームが17チームあると考えると、チャンピオンシップとの差はこれまで以上に広がっている。そのため、昇格したチームの中には2024-25シーズンよりも競争力の高いチームもあるが、昇格組3チームが3年連続で降格を喫すること以外、何も予想できない。
バーンリーは現在、トップリーグで戦うための準備が最も整っていないように見える。高齢のカイル・ウォーカーが答えだとしたら、その問題とはなんなのだろうか?
そして、サンダーランドの補強は目を引くものの、彼らの最大の問題である経験不足は完全には対処できていない。リーズの補強は、昇格チームが目指すべき方向性に沿っているが、ダニエル・ファルケのチームに実績のある攻撃的な才能を加えることができなかったため、残留に必要なゴールを決めるのに苦労するだろう。
Getty Imagesクリシャン・デイビス: この夏、トーマス・フランク監督と主力選手数人を失った、ブレントフォードが心配だ。そして、セットプレーコーチのキース・アンドリュース氏を昇進させたのは大きなリスクだと感じている。バーンリーは近年同じ状況にあり、これまでの動きを見ると、前回の降格から教訓を学んだとは思えない。リーズも同様。より印象的な補強をしているが、上位とのギャップを埋めることはできず、新たに昇格したサンダーランドも残留のために大きな支出をする中で苦戦するだろう。
Getty Images Sportショーン・ウォルシュ: 言うまでもなく昇格した3チームが3シーズン連続で降格するというのは退屈な話だ。公平に言えば、どのチームもプレミアリーグの基準までチームを強化しようとしているようだが、残留に必要なクオリティはまだ不足している。グラニト・ジャカには申し訳ない。
Getty Images Sportジェームズ・ウェストウッド: バーンリーは正ゴールキーパーのジェームズ・トラフォードの大きな損失により、リーグ最下位に沈み、ヨーヨークラブとしての地位を確立するだろう。また、サンダーランドも注目のグラニト・ジャカが奮闘するも、1年でのチャンピオンシップ降格となるだろう。ブレントフォードも危険にさらされている。キース・アンドリュース監督は、ブライアン・エンベウモの売却と、ヨアネ・ウィサの退団の可能性を考えれば、トーマス・フランク前監督の後任にはなれないだろう。
Getty Images Sportジョー・ストレンジ: プレミアリーグでは昇格チームがすぐに降格することは珍しいことではない。プレミアリーグとチャンピオンシップのギャップがますます広がっているため、今年もその傾向が続くだろう。昨シーズン、チャンピオンシップで100ポイントを獲得したにも関わらず、バーンリーとリーズは残留への準備が整っておらず、降格候補の一つとしてブックメーカーのが候補に挙げているのは驚くべきことではない。サンダーランドは実際にそのリストのトップにいるが、経験豊富なグラニト・ジャカを1億4,000万ポンドの投じて獲得したことで、なんとか降格を免れるはずだ。代わりに苦戦するのはウルブズで、ヴィトール・ペレイラが昨シーズンに築いたものを活かせず、18位で終わるだろう。