ペップがサプライズ訪問！ 「クレイジーな」ミーティングの後、マンチェスター・シティ移籍に合意していたことをテア・シュテーゲンが明かす

バルセロナのゴールキーパー、マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲンが、2016年にマンチェスター・シティへの移籍を提案された際の詳細を明かした。バルセロナでペップ・グアルディオラから突然の訪問を受けたのだ。テア・シュテーゲンは、グアルディオラが自分を獲得したがっていたと述べたが、最終的に移籍が破談となった理由を説明し、スペインに残ったことに今は満足していると述べた。

ドイツ人ゴールキーパーは、2014年にボルシア・メンヘングラッドバッハからバルセロナに移籍した。その夏には、ビクトル・バルデスとホセ・マヌエル・ピントが退団し、クラウディオ・ブラボが加入した。リーグ開幕前にテア・シュテーゲンが負傷したため、ブラボがエンリケ監督の第一選択のゴールキーパーとなり、ラ・リーガでは0試合の出場にとどまったが、監督のローテーション方針により、国王杯とチャンピオンズリーグでは全試合で先発出場した。

「長い目で見れば、シーズン25試合では十分ではない。この決定は監督が行うことです。僕が最近示してきたクオリティが評価されることを願っている」と、2016年3月に語り、その時点で退団の可能性を示唆していた。

BILDのポッドキャスト「Phrasenmaher」（Sky Sport Germanyによる）で、テア・シュテーゲンは次のように語った。

「僕たちはバルセロナで会った。朝、他の誰かを空港に迎えに行かなければならなかったのですが、ペップも帽子をかぶって出てきた。彼を見て、どうしたらいいのかわからなかった。その日の夜、僕たちは友人のアパートで会った。計画はとても良いもので、自分も参加できると思った。ペップは可能な限りのことをしたがっていたし、クラブも僕にとても協力的だった」

テア・シュテーゲンは、当時の監督ルイス・エンリケが自身の放出に反対していたことも明かした。「彼が『2年も待ったのに、プレシーズンを待つ』と言ったとき、怒りそうになった。その後、理事会と話をしました。彼らも『どんなことがあっても、あなたを手放すつもりはない』と言った。当時の放出条項は8,000万ユーロだった」

「3週間後、クラウディオ・ブラボはマンチェスター・シティにいた。それは奇妙なことだった。結局、移籍は実現しなかったけど、満足している」

まもなく33歳になるテア・シュテーゲンは、9月に負った膝の腱断裂の怪我から現在回復中である。しかし、7ヶ月間戦列を離れていたドイツ代表の選手が3月下旬に練習に復帰したことで、バルセロナは勢いづいている。『ムンド・デポルティーボ』によると、カタルーニャ人は4月下旬にテア・シュテーゲンが暫定的に復帰することを期待している。